若々しい印象を阻む「白髪」。せっかく化粧や服をばっちりキメても、白髪が飛び出していたら台無しになった気持ちがしませんか? しかも白髪はすぐに生えてくるのが厄介なところ。たとえ髪を染めても、いつの間にか新しい白髪が生えてもと通りに。実際にネット上でも、「抜いても染めてもすぐに生えてきてキリがない」「白髪のせいで歳より老けて見られるのがつらい…」「いちいち染めに行くのはめんどうだしお金もかかる。何か改善策はないのかな」といったお悩みが相次いでいました。そこで今回は、気になる白髪ケアについてご紹介。白髪のメカニズム&対策を学んで、白髪によるストレスフリーを目指しましょう。
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白髪予防に効果的な食材は?
まずは白髪が生えるメカニズムを知っていきましょう。髪の治療を専門とするルーチェクリニック銀座院の院長・加藤晴之輔先生によると、そもそも髪の毛は、色のない透明なもの。メラノサイトとよばれる細胞がメラニン色素を作り、それが透明な毛にとり込まれることで黒い髪になっていくそう。そのメラニン色素が作られなくなると、髪は透明のまま。私たちの目には光の反射などによって、透明な毛が白髪に見えるそうです。
メラニン色素が作られなくなる原因は、老化や遺伝、栄養不足、血行不良、ストレスなどさまざま。したがって白髪の原因が栄養不足や血行不良の場合は、ある程度予防が可能に。
たとえば栄養不足が原因の場合。銅や亜鉛などのミネラル成分を摂取するとメラニン色素が作られやすくなるそう。これらは主に大豆製品や小魚、海藻類、肉類に含まれている栄養素で、銅と亜鉛のどちらも含む食べものには牡蠣、レバー、ココアなどがあります。白髪にお悩みの人は、ぜひとるように心がけてみてくださいね。
ブラシ1本で血行改善!
次に「血行不良」が白髪の原因だった場合の解消法。エステティックサロン「アユアラン グレース」のヘッドスパニスト・小林晃子さんが教えてくれたのは、自宅でできるカンタン頭皮ケアです。
それはシャンプー前のブラッシング。ブラシの全面を頭皮につけ、ブラッシングを行いましょう。このとき気をつけてほしいのが、ブラシを下げないこと。頭頂部に向かってブラッシングすることで、頭皮の血行が促進されていきます。
一方「カラーリング」をする際にもコツが。教えてくれたのはカラーコンシェルジュ・TSUKASAさん。カラーリングのポイントは「毛先」にありました。
TSUKASAさん曰く、髪の毛先は少し明るめに染めてあげたほうがGOOD。上からくる光によって毛先が暗く見えるため、根もとから毛先まで同じ色に染めてしまうと明るさのバランスが悪くなります。そこでTSUKASAさんは、毛先の部分だけ弱めにブリーチ。毛先を明るめに染め、髪の明るさを均等にしていました。
6月25日放送の「なないろ日和!」(テレビ東京系)で放送されたこの内容に対して視聴者からは「髪の毛がもともと透明だったとは…」「ココアが白髪予防にいいとは驚き!」「ブラッシングで白髪を回避できるのは結構うれしい話」「自分の努力ひとつで白髪の対策ってできるんだね」といった反響の声が続出。
白髪にまつわる知識と対策法を活用すれば、白髪を気にする時間が減ってくるかも!
文/プリマ・ドンナ