2019年は、『LIFE LIFE LIFE』『キネマと恋人』、そして11月に開幕する『鎌塚氏、舞い散る』と、3本の舞台に挑んできたともさかりえさん。ハードな舞台期間中の体調管理やスキンケアはどうしているのでしょうか。
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食べたい!という欲求に素直に従っています
ともさかさんといえば、20代のころと変わらぬスレンダーなボディも持ち味のひとつ。そんなともさかさんが、食生活で栄養面以上に大切にしているのが「食事を楽しむこと」だそうです。
「この年齢になると、ボディにある程度の丸みがないと元気に見えないので、脂肪とも仲よくして食べたいものを食べています。いろんなものを食べているという実感があれば、いろんな栄養をとったな、と自ずと思えますし、結果、元気でいられる。舞台中は体にいいといわれるものはすべて試したくなるので(笑)、食事で補えないぶんはサプリメントも利用しています」
その一方で、ある食べものにハマると「毎日食べたくなる!」というユニークな一面も。
「先日、軽井沢で食べた具だくさんの“お焼き”があまりにおいしくて、今はお焼きにハマっています(笑)。そういうブームも自分の中では楽しいので、それはそれでよしとして。それも含めて、あれが食べたい!という欲求になるべく素直に従っていますね」
自分にできる運動やシンプルなケアをコツコツと
運動は、ストレッチや散歩など、日常の中で無理なくできることを継続中。
「お散歩は季節が感じられるし、歩くこと自体も好きなので、ひと駅くらいは普通に歩きます。先日は、路面店でのお買いものを兼ねて丸の内を歩いていたら、皇居も散歩したくなりました。あと、映画や舞台を観るときに、小さいマッサージボールを持ち歩いて、背中とイスの間に入れてゴロゴロやりながらほぐすことも。長時間、同じ姿勢になりがちなときにマッサージボールはおすすめです」
透き通るような美肌のケアやバスタイムについても、ともさかさんの習慣はとてもシンプル。
「お風呂でアロマっぽいことは年々やらなくなりましたね。今は天然塩を入れて入ると、心身ともにすっきりします。肌は弱いほうで、こするとすぐに赤くなってしまうので、化粧水やクリームをつけるときも極力こすらず、軽くお肌をなでるようにつけています。あと、お肌を健やかな状態に戻してくれるという炭酸ガスパックは好きで、敏感肌でもOKのものを使っています」
ボディも肌も、よりよいケアのコツは、「そのときの自分に合ったやり方を見つけ、マイペースに続けること」と話すともさかさん。
「私は試したがり屋なので、同世代の女優さんと会うといろいろ情報交換をするんですけど、最近は“キレイになるため”というより、“健康でいるために何してる?”という話題のほうが多くて(笑)。20代までは多少無茶をしても、寝なくても、たとえ化粧を落とさずに寝てしまった日があってもリカバリーできたと思うんです。でも、なかなかそうはいかない時期がそろそろ近づいてきたんだなぁという気がしていて。かといって、『毎日あれをしなきゃ』とか『これを食べちゃダメ!』とストイックになるのはつらいし、ストレスがたまりますよね。だから、あまり特別なことではなく、自分にできるシンプルなケアをコツコツやっていくのが大事なのかなと思います」
Profile
ともさかりえ
1979年東京都出身。12歳でデビュー。ドラマ「金田一少年の事件簿」(95)で注目を集める。以降、ドラマを中心にCM、舞台、映画と活躍。近年はTVドラマ「アシガール」「ぬけまいる~女三人伊勢参り」、映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」、舞台「LIFE LIFE LIFE~人生3つのヴァージョン~」「キネマと恋人」など多数出演。
(舞台情報)
『鎌塚氏、舞い散る』
東京公演11/22~12/11(本多劇場)、大阪公演12/14、15、島根公演12/17、石川公演12/20、宮城公演12/22、名古屋公演12/25
●東京公演チケットは、9/21よりチケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、カンフェティ、本多劇場で取り扱い
撮影/布川航太 取材・文/浜野雪江 ヘアメイク/北一騎(Permanent) スタイリスト/清水けい子(SIGNO)