ニットを着始めたり、ストールを使い始めるとやってくるのが“静電気”。パチパチと痛いのも苦痛だけれど、静電気が発生することで乾燥を感じやすくなることもイヤですよね。とくに髪は、静電気が発生するとせっかくのセットも台無しに。「これ、なんとかならない?」と、そんな声にお答えするべく、ヘアメイクアーティストのchihoさんが、静電気に負けないヘアスタイルの作り方を教えてくれました。
Contents 目次
パチパチ髪の静電気を極力防ぐコツ
髪に静電気が発生する原因は、主に外気の乾燥、摩擦、髪自体のダメージがあげられます。空気が乾燥している冬に、水分量の少ないダメージを受けた髪の毛という悪条件がそろうことで、少しの摩擦が生じるだけで静電気が発生しやすくなります。
ですから、髪を結んで衣類や髪の毛同士の髪の摩擦を少しでも減らすことは、静電気を防ぐのに有効です。
また、室内では加湿器を使用して家にいるときから乾燥をしっかり防ぐことも、屋外で静電気を防ぐことに役立ちます。
水分量が多い髪を作って、静電気を予防
水分量を多くする髪作りをすることで、静電気の発生を少なくできます。そのためには、ヘアマスクが効果的です。
『ダイアンボヌール ダメージリペア ヘアマスク』は、水分量が少なくなっているダメージヘアをいたわり、髪だけでなく地肌も一緒にケアできるヘアマスク。
内部補修にすぐれたアサイーオイル、うるおいを与えるペキオイル、髪の深部をケアするパラカシオイルの3種のオイルが配合されています。ヘアマスクを地肌になじませて、指の腹でマッサージするようにつけて流すと、まるでクリームバスをしたかのような、しっとりとした仕上がりになりますよ(chihoさん)
静電気オフ仕様のブラシにチェンジ
ふだん使っているヘアブラシも、静電気が起きにくいものへと変えましょう。おすすめのヘアブラシは『タングルティーザー ザ・オリジナル』。
ブラッシングするだけでサラツヤ髪になれる、まさに魔法のブラシなんですよ。静電気はもちろんのこと、髪の毛のもつれ、からまりも解消してくれます。
ダメージがひどい髪の毛や、からまりやすい猫毛の人は、このブラシでとかせば髪がサラサラになります。
実際、髪のまとまりはブラシによってもかなり違いますので、外出時にもぜひ持ち歩いてほしいアイテム。携帯用には、コンパクトサイズのスタイラーがおすすめです(chihoさん)
外出時にもうるおい補給
お顔の化粧直しと同じように、冬は髪用のうるおい補給コスメも持ち歩いてください。
おすすめは『ベビーベール ヘアフレグランス フローラルシャボン』。
ヘアトリートメントや髪のフレグランスとして、さらには髪の日焼け止めにもなる1本3役のスプレーなのです。
パサつきが気になったときに外出先でつけるだけで髪にツヤとうるおいが戻るので、終日サラサラの髪でいられます。小さくて軽いので、持ち歩きもしやすくおすすめです(chihoさん)
静電気に勝つには、うるおいがカギ! ぜひこれらのアイテムをじょうずにとり入れてみてくださいね。
取材・文/高田空人衣