なんとか洋服は片づけられても、バッグや靴などの小物がどうにも減らない、片づかない!
日頃からものを大切に扱っている人は、壊れる、傷むなど、ものを捨てるきっかけに出会うことが少ないはず。また、長く使える上質なものを意識して選んでいることから、結果として、ものが増えていく状態に陥りやすいともいえます。
ものを大事にすること自体すばらしい心得のはずが、一方では片づけのジャマになっているのも事実。この状態を続けていても減らすタイミングはやってきません。自ら本気でものを減らすタイミングを作り、本当に必要なものを見極めませんか?
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“生活”に合わないものは手放す
どんなに上質なものでも、ものは使わないと意味がありません。つまり、まず手放すべきものは、出番がなくて使わないもの。そのひとつが、生活に合わないものなのです。
例えばバッグ。
トレンドに関わらず、自分がよく使うバッグの大きさはたいてい決まっています。荷物が入らなくて結局使っていないバッグは、真っ先にリストラしましょう。
また、持ちやすいバッグも決まっています。それは色なのか、素材なのか、形なのか…ついつい手にとってしまうバッグには、共通点があるはずです。
逆に「今日は止めておこう」といった、出番を逃し続けるバッグにも、何か共通点があるはず。いずれにしろ、生活に合わないから出番がないのです。
なぜ結局使わないのか。手持ちのバッグをよく観察してみれば、今後出番なしになりやすいバッグを買う失敗を防ぐことにつながります。
続いて靴。靴はファッションの系統によって、はくものが変わります。
そのため、昔よくはいていた靴があったとしても、今のファッションの系統に合わなければ、真っ先にリストラするべき。
ひとつの基準になるのがヒールの高さ。そして、ふだん靴をはいて出掛ける場所や、交通手段によっても、はかない靴の存在は明確になります。
そのほか仕事や交流する人が変わったときにも、はく靴は変わりやすいので、ご自分のライフスタイルと照らし合わせて、不必要な靴を選別してみましょう。
それからベルトや帽子、アクセサリーといった小物類。これらはファッションにそこまでマメではない性格が影響することで、あるけど使わないアイテムになりがちです。
身につけなくてもコーデに問題がないから使わないのであって、それは生活に合わないから。この先も使うことはないことが確定しているようなものですから、さっさとクローゼットから追い出してしまいましょう。
“苦痛”に感じるものは手放す
気に入っているけれど、持つのが重くてしんどいバッグや、チャックの開閉が面倒なバッグ。はけば絶対に靴ずれする靴や、ヒールが高過ぎたり、つま先がつまっていて歩くことがツライ靴。造りが繊細で壊れるのが心配になったり、着け方が難しいアクセサリー。汚れたり失くすことが怖くて、身につけて出かけることを躊躇する高価な小物…。
これらのように、心と体に傷みやストレスを与えるものは、結果として使う出番を逃して所有だけで終わりがちに。さらに負の感情までつきまといますから、持っていてもいいことはありません。手放すのにふさわしいものといってよいでしょう。
断捨離成功は、自らの心と行動次第! ぜひ参考に決断してくださいね。