今年は例年より暖冬で過ごしやすくても、乾燥はまた別の話。お肌はまさに今、乾燥のピークを迎えている頃ではないでしょうか。そんなお肌の乾燥対策に、ヘアメイクアーティストの高倉里美さんがベストアイテムとして挙げるのは「オイル」。使い方にも、高倉さんならではのこだわりがあるのだとか。早速教えていただきましょう!
Contents 目次
化粧水のあとに即オイル
スキンケアにオイルを愛用して、5〜6年がたちます。肌トラブルが多かった30代と比べて、40代の今のほうが、ずっとツヤ肌をキープできているのは、基礎化粧品を“化粧水とオイルのみ”にしたからです。
冬はメイクをすると赤い湿疹が出てかゆくなるというのもありがち。ですが、オイル使いをするだけで、これがグッと減少すると感じています。
使い方は簡単、“化粧水をつけて、オイルをつける”だけ。これを冬は3回くり返します。
ちなみに、化粧水やオイルをつけるときには必ず両手を使います。こうすることで、肌が保湿されたかどうかをしっかり感じることができますよ。
オイルの性質によって、しっとり感、さっぱり感、さまざまな使い心地や仕上がりがあります。
そのときの肌の状態にいちばん合った使い心地や仕上がりを知るためには、自分の両手で肌にふれることがベスト! 季節によって肌質も変わりますから、両手使いを心がけてくださいね(高倉さん)
ぬれた肌に即オイル
冬の乾燥時期にありがちな、体のかゆみ。この対策にも、オイルがおすすめです。
オイルを使うと、時間がたってもしっとりとした質感が長続きしますし、肌が白い粉をふくというお悩みからも解放されます。
おすすめの使い方は、ぬれた肌にすぐオイルをつけること。はじいた水滴はタオルで押すようにふくと、全身がしっかり保湿されますよ。
体はパーツによって、肌が乾燥するところ、しないところが顕著にあります。そのため、パーツによってオイルの使い分けをするのがおすすめです(高倉さん)
高倉さんのおすすめオイル3選
今回は、私が実際に使っているオイルからイチオシの3つをご紹介します。
・『フレイオイル ベビーオイル』は、ドイツでは定番の赤ちゃんの肌にも使えるオイル。
サラっとした質感のオイルで、オイル使いに慣れていない人や、オイルを顔に使うことに抵抗がある人におすすめです。
・『100%ナチュラルアーモンドオイル』は、今回ご紹介するオイルのなかで、最も重ためのオイルです。
冬の乾燥時期に、とくに乾燥がひどいと感じる部分へつけるのにぴったりです。容量が多くコスパもいいので、ボディ使いにおすすめです。
・『HABA スクワランオイル』は、さっぱりとした使用感のオイル。保湿はしたいけれど、仕上がりはさっぱり感がいいという人におすすめです。お肌の状態をとてもよくしてくれるオイルですよ(高倉さん)
適度な水分と油分のバランスを整えることが、シミやシワの予防にもなります。
高倉さんイチオシのオイルをぜひ使ってみてくださいね。
取材・文/高田空人衣