体が疲れている、むくみをなんとかしたいと感じたときに、自身でマッサージを行ったり、サロンでプロにお願いするという人もいらっしゃるのではないでしょうか? 今回は自宅で行う際のリンパマッサージのポイントについてエステティシャンである筆者がご紹介したいと思います。
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自宅で簡単!リンパマッサージのポイント
体の疲労を感じたときに自身でマッサージをしたり、サロンケアをする人も多いと思いますが、疲れたときだけではなく、日ごろからこまめにケアをとり入れておくと体のコンディションが整いますよ。
リンパマッサージによって、血行を促進させて冷え予防、体内にたまった老廃物を流し、むくみ予防にも効果的ですので、疲れたときだけではなく、日ごろからケアしてみませんか? 冬太り解消にもおすすめです。
(1)足裏
指の関節を使いながら、かかとから指のつけ根に向かってグッと押し流すを往復10回くり返します。親指で足裏全体を押しながらもみほぐし、指のつけ根や指を伸ばします。
(2)ふくらはぎ
手のひらを密着させて足首を包みこみ、ふくらはぎに圧をかけながらひざ裏まで10回流します。
ふくらはぎの外側(くるぶしの外側)をひざ裏に向かって10回流します。ふくらはぎの内側をひざ裏に向かって10回流します。これを両脚行います。
グーの手を作って指の関節を使い、ふくらはぎ全体をもみほぐすように約2分マッサージします。これを両脚行います。
(3)太もも
両手のひらを密着させて太ももを包みこみ、太ももの前面を圧をかけながら脚のつけ根に向かって10回流します。これを両脚行います。
両手を外側にずらし、圧をかけながら外ももからお尻のつけ根に向かって10回流します。両手を内側にずらしてつかみ、圧をかけながら内ももから股関節に向かって10回流します。これを両脚行います。
グー手のを作って指の関節を使い、太もも全体を脚のつけ根に向かってもみほぐすように約3分マッサージします。これを両脚行います。
グーの手を作って指の関節を使い、太もものつけ根にあるそけい部を、外側から内側に向かって10回流します。
(4)腕
片腕を持ちあげ、もう片方の手のひらを二の腕に密着させ、ひじからわきの下のリンパに向かって10回流します。両腕行います。
(5)鎖骨
鎖骨の下にあるくぼみに指の腹を密着させ、少し圧をかけながらくるくると約30秒ほぐします。
グーの手を作って指の関節を使いながら鎖骨の下からわきの下のリンパに向かって10回流します。反対側も同じように行います。
(6)頭
頭の前側(前頭部)を包みこむように両手の指をおき、少し圧をかけながらうしろに向かって5回流します。親指を首のつけ根に当てて、頭のうしろ側(後頭部)を包みこみ、少し頭をうしろにかたむけて10秒キープします。
入浴中や入浴後など体が温まっているあいだにマッサージをとり入れて、日々蓄積する疲れやむくみをこまめに解消してみてくださいね。少しマッサージするだけでも体がすっきりと軽く感じますよ。