レトルト以外に調味料類も人気の無印良品。なかでも伝統的な製法で作られた和食の食材は隠れた名品ぞろいです。今回は、ピクルスや酢の物にぴったりの「昆布の出汁酢」を使ってみました。手軽に浅漬けができるので、野菜がいつもよりもたくさん食べられますね。今の時期、心身のストレス解消・疲労回復にもお酢をとり入れて、スッキリしませんか。
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昔ながらの製法で作られたまろやかなお酢
無印良品の「昆布の出汁酢」は伝統的な長期発酵製法よって作られたお酢に、昆布のだしを合わせています。
製造元の庄分酢は、伝統製法を300年にわたって守り続ける老舗のお酢メーカー。銀座の「GINZA SIX」にも出店しています。
長期発酵製法にすることで、お酢のまろやかさやうま味、味わいの深さが変わってくるといいます。
原材料は醸造酢、砂糖、昆布だし、りんご酢、食塩、かつおだしです。化学調味料、人工甘味料不使用となっています。
醸造酢が料理に用いやすいようにアレンジされています。りんご酢も入っているので、フルーティーな甘さも感じられそうですね。
簡単においしい浅漬けが完成
「昆布の出汁酢」を少しなめてみると、ふつうのお酢よりもツンとした感じが少なく、やわらかい感じがします。また甘さもあります。
野菜を漬けたり、すし酢として使ったりできるのですが、今回は夏向けの野菜で、きゅうりとレタスを浅漬けにしてみました。食事の前に40分ほど、小鉢に野菜を切り入れて、お酢に漬けます。
「昆布の出汁酢」をかけただけで放置していたのですが、ちゃんと浅漬けになっていたことに感動しました。しかもだしも入っているため、酸っぱさだけではない、うま味のある味わいに。
クセがないので、食材の風味を引き立ててくれるようです。ふつうに食べるよりも野菜がおいしく感じられました。
酸っぱ過ぎないので、海藻を入れてサラダにしてもよさそうですし、さっぱり系のドレッシングにもぴったりです。これがあれば生野菜がどんどん食べられますね。
お酢は体によいといいますが、ストレス解消にも効果的です。心身のストレスを感じやすい時節、お酢のさっぱり効果で心のストレスケアもしていきましょう。
昆布の出汁酢 300ml 税込450円
文・写真/庄司真紀