買いものは3日に1度に控えたほうがいい――そんな日々が続いています。こういうときこそ常備したい野菜のひとつがキャベツではないでしょうか。日持ちはするし、ビタミン類は補給できるし、低カロリーで満足度は◎。いいことずくしのキャベツは、できれば毎食ちょこちょこ食べたいですよね。そこで、さっとゆでてざく切り、ちぎって漬けたらでき上がり、など、とにかくカンタンに調理できるキャベツのレシピを厳選しました。お腹やせしたいあなたのために、「えのき氷」の作り方もあわせてお伝えします…!
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梅と薬味でリフレッシュ♪ 「ちぎりキャベツの梅和風サラダ」
はじめにご紹介するレシピは「ちぎりキャベツの梅和風サラダ」。2人前でキャベツが4~5枚食べられます。芯の固いところをとったら、ひと口大にちぎってビニール袋にポイ! 材料をすべて入れたら軽く混ぜて20~30分漬けたらでき上がり。なんとなく元気がない日や食欲が出ない日にもオススメです。
【材料(2人分)】
キャベツ(春キャベツ)…4〜5枚
梅干し…2個
おろししょうが…小さじ1/2〜1
ごま油、酒…各小さじ1/2
しょうゆ…小さじ1/3
しその葉…5枚
いり白ごま…大さじ1
【作り方】
(1)キャベツは芯の固いところを取り除き、ひと口大にちぎる。梅干しは種を取り、包丁でたたいて粗く刻む。
(2)ビニール袋に(1)の梅肉、おろししょうが、ごま油、酒、しょうゆを入れ、キャベツを加えて袋の上から手でもみ込むように軽く混ぜる。空気を抜いて口を閉じ、そのまま冷蔵庫に入れて20~30分漬ける。
(3)(2)がしんなりしたら、せん切りにしたしその葉とごまを混ぜて器に盛る。
カンタンかつエコノミー!「キャベツとちくわのみそマヨネーズあえ」
たんぱく質がとれるうえ下味がついているので何にでも合うちくわと、キャベツの「みそマヨネーズあえ」です。最後に七味唐辛子をひと振りして、ピリッとアクセントをつけてもよさそう。身近な材料でできる手軽さも、はずせないポイントです。
【材料】
キャベツ…4枚
ちくわ…2本
マヨネーズ…大さじ2
みそ…小さじ2
【作り方】
(1)キャベツはさっとゆで、ひと口大のざく切りにする。ちくわは厚めの輪切りにする。
(2)マヨネーズとみそを混ぜ、(1)をあえる。
見た目はさりげないけれど…えのき氷入り「キャベツのみそ汁」で腸活!
えのきたけは、食物繊維が豊富で、よぶんな脂肪を吸着して体の外に排出してくれる「キノコキトサン」を含んだ優秀な食材。そんなダイエット成分をさらにパワーアップしてくれるのが、「えのき氷」です。「えのき氷」を使ったキャベツのおみそ汁は、腸活にも免疫力アップにも強い味方になってくれそう!
まずは「えのき氷」の作り方からご紹介します。ちょっと手間暇かかりますが、おうち時間を活用して作ってみてはいかがでしょう。
●えのき氷
<用意するもの>
えのきたけ…300g(2袋)
水…400ml
製氷皿
【作り方】
(1)えのきたけの石づきを切り落としたら、全体を4等分くらいにこまかくザク切りにします。
(2)ミキサーに、(1)のえのきと、水をすべて入れ、攪拌します。ペースト状になればOKです。
(3)鍋に(2)を移し入れ、強火にかけます。沸騰したら弱火にし、ときどき混ぜながら、30分~1時間煮ます。※ふきこぼれに注意しましょう。
(4)鍋を火からおろし、鍋の中身をボールに移します。別のボールに氷水をはり、ボールをつけて煮たえのきの粗熱をとります。
(5)粗熱がとれた(4)を、製氷皿に流し込み、冷凍庫へ。凍れば、「えのき氷」のでき上がり!
●キャベツのみそ汁
【材料(2人分)】
キャベツ…大1枚
油揚げ…1/2枚
だし汁…2カップ
えのき氷…2個
わかめ(乾燥)…5g
みそ…大さじ1と1/2
【作り方】
(1)キャベツはざく切りにし、油揚げはさっと湯をかけて油抜きをして細切りにする。
(2)鍋にだし汁を煮立て、えのき氷、キャベツ、油揚げを入れて煮込む。野菜に火が通ったら、乾燥のわかめをそのまま入れてもどす。
(3)みそを溶き入れて温まったら、火を止める。
買ってくるときは重いけれど、いろいろな料理に役立つキャベツ。おいしく活用していきたいですね…!