ここ数年、夏にやせなくなってしまいました。起床後、就寝前に体重計に乗っては「ううむ」とうなる日々。年齢とともに代謝が落ちたのだから当然。1日1度は汗をかく習慣を! 頭ではわかっているのですが、やっぱり新しいことを始めるのはめんどくさい…。そこでまずは食べ過ぎを防ぐべく、食事にかける時間を見直すことに。こんな私の強い味方になってくれたのが、シンプルですが、箸置きでした。
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ある日、ご飯を食べていて、一度も箸を置かなかったことに気づいた私。
朝食は、ダイエット的にはまだいいかと思います。家族のご飯を用意して食べ始めても、子どもたちが、やれ、今日提出のプリントがあったから書いてくれだの、ジャムのビンが取れないから取ってくれだのと日替わりで要求を出してきては私の朝食を分断し、猫が、エサがなくなったからほしいとねだってきては立ち上がり…。ご飯、みそ汁、納豆の3点セットを食べきるのに30分ほどかかっています。
問題は昼と夜です。
ががががーっとかきこんで、「そうだ! ゆっくり食べるのだ」と思った頃には、ほぼ完食。もの足りないからさらに食べてしまいます。「ゆっくり食べるには、ひと口ごとに箸を置け」という話はよく耳にするので、「よし、箸を置こう!」と思うのですが、お腹が空いているときって、箸を置く発想がないのですね。半分食べ終えた頃に1度、箸を置けたらいいほうでした。
そこで原点に戻って、箸置きを使うことに。
父の実家は、焼きもので有名な町にあります。子どものころに陶器市で買った箸置きが出てきました。
箸置きがあると、やはり、箸を置きます。数えてみたら30回以上置いていましたし、食べる速さも5歳児に負けました。なにより、満腹になるタイミングが違います。食べ終えて、さらにおかわりしてから満腹、ではなく、食事の後半に、素直に「お腹いっぱいになってきたな~」となるのです。
食事のたびに箸置きを選ぶ楽しみも増えました。旅先で買い求めた箸置きなど、お気に入りはいろいろありますが、私は左利きなので、箸の先を右にして置いても使いやすいものを重宝しています。
ただし、もちろん、お腹が空くタイミングも早いので要注意! ああ、今度はおやつをお箸で食べようかしら…(笑) (編集まりりん)
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FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。