健康や環境にメリットの多い菜食。厳格な菜食主義でなく、ゆるいスタイルで菜食を楽しむ、“フレキシタリアン”が世界中で増えています。消化をラクにするほか、ダイエットにもいい菜食。カルディで見つけたのはハウス食品の菜食カレー。野菜をふんだんに使用した『ハウス 菜食カフェ 豆と野菜のトマト煮込みカレー』を試してみました。
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野菜不足を補うレトルトカレー
にんじん、玉ねぎ、赤ピーマン、グリーンピースなどの野菜を煮込んだ『ハウス 菜食カフェ 豆と野菜のトマト煮込みカレー』。具材以外にもかぼちゃペーストやブロッコリーペースト、トマトペーストなどの野菜が入っていて、野菜のうま味がにじみ出たカレーになっています。
野菜のほかにはひよこ豆が入っていて、たんぱく質もしっかりとれますし、アーモンドパウダーやしいたけのだしという隠し味も。
1食(190g)160kcalで、脂質も大幅に少なくなっています。
野菜は生野菜として換算すると1食180g以上配合されており、1日の摂取目標値350gの約半分はとれることになります。野菜不足が気になるときや、たくさん食べたくなる“食欲の秋”対策にもよさそう!
さまざまな野菜のおいしさがミックス
レトルトパウチなので3〜5分湯せんしてでき上がり。にんじんやトマトが入っているからか、明るい色合いのカレーです。ひよこ豆やグリーンピースがたくさん入っており、野菜は細かくカットされて食べやすくなっています。さまざまな野菜のおいしさがミックスされた深い味わいのいいルーに仕上がっています。
トマトが全体をマイルドにしているのですが、カレーパウダーや香辛料がしっかり効いてカレーの辛さも逃げていません。マイルドなカレーはシチューっぽくなりがちですが、これはしっかりカレーを楽しめます。やはり脂っぽさが少なく、健康的な味わいに感じられます。そして隠し味のしいたけが、意外な和のアクセントを添えています。
肉なしのカレーといっても物足りなさはまったくないので心配ご無用。カレー自体が食べ甲斐がありますし、野菜が溶け込んだ味わいが絶妙においしいです。食べる量を減らしたいけれど、食欲があるというときにも、頑張らずにダイエットできそうですよ。
ハウス 菜食カフェ 豆と野菜のトマト煮込みカレー 190g 税込270円
文・写真/庄司真紀