先週このコーナーでもお話したように、自家製のぬか床を始めました。きっかけはお料理教室で習ったからなのですが、この手がかかるゆえに愛おしく、さらにおいしい「ぬか床」ちゃん、なんだかすごいんです! 実際にぬか漬けが作れるようになって2週間。ここで感じた変化をお知らせします。
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一度はやってみたかった自家製のぬか床でのぬか漬けづくり。今月頭にお料理教室で習ってから早4週間(トップの写真はそのお料理教室でのぬか漬け食べ比べの写真。どのぬか床でどのくらい漬けると、どんな味になるのかをみんなで食べてみました)。最初の2週間は毎日混ぜながら、野菜くずなどを漬けておき、ぬか床のベースづくり。当初、なんとなくモソモソとしていたぬかが、日を追うごとに水分をふくんでしっとりとしてくる様子は、毎日かき混ぜているからこそわかる感触で、その変化がなんとも言えず楽しくて過ぎていきました。
2週間たって、ぬか床の様子もまだ若いながらも安定してきたところでぬか漬けづくり。きゅうりやかぶ、なすや白菜などベーシックなものから漬けてみました。今のところだいたい1~2日くらいで食べごろが訪れるイメージなのですが、もっとぬか床が育ってくると、3~4日くらいが食べどきに変わってくるみたいです。
この2週間、漬かり具合などもたしかめながら、ちょこちょことぬか漬けを食べていました。混ぜながらひと口食べることもあれば、朝食、夕食とともに数切れ食べることも。食事となると自然にご飯をともにした和食になるので、メニューもヘルシーに。ご飯と自分で漬けたぬか漬けで食事するなんて、なんという贅沢!とか勝手に自己満足しながら、楽しんでいました(と、ここまでは先週もお話しました)。
するとどうでしょう。とても驚いたことに、ぬか漬けの発酵の力のせいなのか、ここ2週間のお通じの状態がとてもいいのです(突然、すみません)。もともと便秘はほどんとなく、あるとしても生理前の数日が2日に一度になるくらい。最近では少し調子が悪くなれば、「ミオドレ式UFOブラシ」でのマッサージも加えているので、便秘についてはまったくお悩みなし、だったのですが…。驚いたのは回数ではなく、その質。とにかく質のいい排便生活が送れているのです。変な話、水分もそれなりにふくんだ形のよい排泄物がスルッと出る感じ、とでもいいましょうか。以前だと、ちょっと固めでコロンとしたようなものが出ることもあったりしましたが、この2週間は本当にすこぶる調子がいい!(ホント、朝からすみません)。これはきっとぬか漬け生活をベースにした和食中心の食事のせいなのかな、と勝手に思っています。やっぱり洋食でパン食みたいな日が続くと、また便の質が変わってきたりするんです。これまできちんと出ていればいい、と思っていましたが、こうまで質が変わってくると、「あ~、食べるものが重要なんだな」と改めて感じます。あまりに驚いたので、ぬか床の師匠である大越先生にも報告してみたところ、先生ご自身もそれは感じていらっしゃるとのこと。やはりやはり、ぬか漬けパワーってすごいです!
ぬか床にぬか漬けがあることによって、ひと口だとしても発酵した野菜をとることがこれほど腸活に役立つとは、おそるべしぬか漬け。いや自家製ぬか漬け。まだまだおいしいぬか漬けをめざして日々、混ぜ混ぜしていくことが大切なのですが、これは健康な体づくりにも直結しているようだと実感しましたので、続けていけるんじゃないかな、と思います。今後の味も体調も変化が楽しみです。
(編集長ホボ)
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