ポテトチップスといえば太りやすい食べ物の代表ですが、最近ではノンオイルやトランス脂肪酸ゼロ、厳選原料などヘルシーなものも数多く登場しています。やはり日常的にチップスを食べるアメリカやカナダは、おいしくてヘルシーなチップスにおいても先駆的なマーケット! カルディで見つけたのは、アメリカ生まれの『デアー ベジークリスプ シーソルト』です。さっそく試してみました。
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野菜を練り込んだチップス
デアー社は日本ではあまりなじみがありませんが、1892年創業の老舗の食品会社で、北米のほか世界50か国で販売されています。時代のニーズにマッチした、安心安全で品質のよい材料を用いた健康的なクッキーやチップスなどを手がけ、広く親しまれているブランドです。
カルディで取扱中の『デアー ベジークリスプ シーソルト』は、乾燥野菜を練り込んだ薄塩味の野菜チップス。砂糖、人工着色料、香料は不使用です。
原材料はひよこ豆、グリーンピース、じゃがいも(遺伝子組み換えでない)、トマト、ほうれん草、にんじん、ビーツなどの乾燥野菜に、米粉(アメリカ産)ととうもろこし粉(遺伝子組み換えでない)、ひまわり油、食塩となっています。
たくさんの野菜に加え、油にひまわり油を用いている点がいいですね。
また一般的な日本のポテトチップスと比べると、ベジークリスプは100gあたり437kcalと若干少ない程度なのですが、脂質の量が15.2gと少なめ。油を気にする人にもうれしいローファットなおやつです。
サクサクの食感もおいしい!
色とりどりで、野菜が練り込まれているのがわかります。厚めのチップスで、ポテトチップスよりは薄焼きせんべいという感じです。食べてみると、さくっとしていて食感はとても軽く、さすがチップス発祥の国と思うほどこだわり。
ひよこ豆などの素朴な味わいはありますが、それほど野菜っぽさはなく、いたってふつうのじゃがいものチップスと変わりません。あと味にほんの少し、グリーンピースが残る程度です。
塩加減が絶妙で、品質のよい海塩のおいしさも感じられます。いわゆる子ども用の野菜チップスとはまったく違っていて、おつまみにも食べられるようなソルティーな大人のチップスです。
油が少ない分、さっぱりと食べられますが、いい意味であまりヘルシーさを感じさせないしっかりした味のチップスとなっています。
秋の夜長、自宅でのドラマや映画観賞のお供にいかがでしょうか。
デアー ベジークリスプ シーソルト 100g 税込429円
文・写真/庄司真紀