ミルクといっても、牛からとれる牛乳のことだけでないのが、最近のミルク事情。長らく、牛乳の対抗馬として人気を博していたのが豆乳ですが、ここ最近はアーモンドミルクの力も強まりつつあります。そんななか、今度はなんと「マカダミアナッツ」から作られたミルク、そうマカダミアミルクが登場したというのです!
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ミルク的なものをもともとそこまで積極的にはとらなかったのですが、いわゆる植物性ミルクが登場して以来、ときどき朝食時や間食代わりに飲むようになりました。豆乳にはいろんなフレーバーがあって飽きないですし、アーモンドミルクが世に出るようになってからは、アーモンドミルクラテにもハマりました。豆乳には「大豆」の力強さと飲みやすさの両面を兼ね備えたよさがあるし、アーモンドミルクはさらっとして飲みやすいけど、アーモンドの香ばしい風味がやみつきになるおいしさ。個人的にはアーモンドミルクは特に気に入っています。
そんななか、この植物性ミルクブームに、新たなミルクが登場したのです! なんと、マカダミアナッツ生まれのマカダミアミルクだというではないですか! ナッツがベースなので、つまりはアーモンドミルクの親戚にあたるのかもしれませんが、この新しい響きにすっかり魅了され、早速ためしに飲んでみました。
色はうっすらナッツ色をまとった白。味は、牛乳や豆乳のような強さはなく、アーモンドミルク寄りのさらっとして飲みやすい感じ。ただ、そのまましばらく飲んでいくと、マカダミアナッツのコクやナッツ特有の香ばしさも感じられるようになり、おいしい。1本さらっと飲めますが、飲み終えた後の満足度は高めです。
マカダミアナッツはオーストラリア産を使用とのことですが、そもそも原産地がオーストラリアだったとは知りませんでした。6千万年も前に熱帯雨林で生まれ「アボリジニの貴重なごちそう」とされていたのだとか。世界一堅い殻を持つ木の実と言われ、でもその堅い殻に守られた実は外からの影響を受けにくいため、おいしさと栄養がしっかり詰まっているそうです、すごい! それを凝縮したミルクだというのだから、おいしいですよね。
ナッツの仲間ですから、ビタミンEや食物繊維が豊富なのはもちろん、「パルミトレイン酸」という赤ちゃんの肌に特に多く含まれているという成分がマカダミアナッツにはダントツに多いそうです。もちろんコレステロールはゼロで、1本200mlあたり84kcal。私はなんとなく甘みがほしいので、こちらを飲みましたが、砂糖不使用バージョンもあるので、そちらにすれば63kcal、糖質は1.2g(オリジナルのほうは6.3g)まで下がります。
飲み方としては、そのまま飲むのももちろんいいですが、コーヒーに入れて飲むのもとってもおすすめです。簡単にマカダミアナッツラテが作れてしまいます。コーヒーとマカダミアミルクをコンビニで買ってくれば、オフィスでミックスしてマカダミアラテにすることもでき、仕事中にもいい感じのリラックスタイムが作れますよ。
それにしても植物性ミルク、どこまで進化するのでしょうか。マカダミアナッツミルクは今回初めて知りましたが、ウォールナッツミルクとかも市場にありますもんね。いずれにせよ、ヘルシーミルクのカテゴリの商品が増えていくのはうれしいこと。みなさんも、気になったらぜひ手にとってみてくださいね。
(編集長ホボ)
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