子どもの頃、冬になるとすぐに喉が痛くなっていた私は、しょっちゅう、大根おろしにはちみつを混ぜたものをお湯で溶いて飲まされていました。当時は“何これおまじない?”程度に思っていたけれど、案外すぐに効果が現れることもあり、食の力ってあなどれないですね! 今回は、これから甘みを増していく大根を使ったレシピをご紹介。ちょっと不調だな、と感じたときに食べたいものを中心に選んでみました。
Contents 目次
30分おけばできちゃいます!「大根のはちみつレモンあえ」
【材料(2人分)】
大根……360g(約12cm)
塩……少々
レモン……60g(1/2個)
はちみつ……小さじ2強
【作り方】
(1)大根は皮をむいて薄いいちょう切りにし、塩をふってもむ。レモンは皮をよく洗って薄いいちょう切りにする。
(2)ポリ袋にはちみつ、レモン、水けをきった大根を入れて混ぜ合わせ、20~30分以上おく。
*はちみつは1歳未満の子どもには与えないでください。
大根おろしで食物酵素をしっかり摂取♪「カリカリ油揚げのおろしあえ」
【材料(2人分)】
大根……360g(約12cm)
油揚げ……1枚(30g)
ちりめんじゃこ……大さじ2
ポン酢しょうゆ……小さじ4
【作り方】
(1)大根はよく洗って皮ごとすりおろす。油揚げはフライパンで両面をカリカリになる程度に焼き、縦半分に切って細切りにする。
(2)(1)とちりめんじゃこをあえ、器に盛ってポン酢しょうゆをかける。
大根をまるっと1本使って温活☆「大根と手羽元のおでん風煮」
【材料】
大根……1本
鶏手羽元……8本
昆布……10cm
[A]
・酒……大さじ3
・しょうゆ……大さじ1
・塩……小さじ1~1と1/2
【作り方】
(1)大根は2~3cm幅に切って皮をむく。昆布は2~3cm四方に切る。昆布がない場合は、だしの素少量でもよい。
(2)鍋に(1)と鶏手羽元を入れ、水をたっぷり注いで火にかける。
(3)煮立ったらアクを取り、中火にして15分ほど煮、[A]で調味して、大根がやわらかくなるまでさらに煮る。
しょうがをたっぷり使っているから体が芯から温まる♡「みそしょうがちゃんこ鍋」
【材料(1人分)】
鶏ささみ……2本(100g)
生しいたけ……2枚
白菜……2枚
大根……2cm
にんじん……1/5本
片栗粉……適量
顆粒和風だしの素……小さじ1
みそ大さじ……1と1/2
しょうがのすりおろし……小さじ1~2
しょうゆ……少々
【作り方】
(1)鶏ささみはそぎ切りにして片栗粉をまぶす。生しいたけは石づきを除いて4等分に切る。白菜は軸と葉に切り分け、軸は約4cm長さ、1cm幅の細切り、葉はざく切りにする。大根とにんじんは約4cm長さの短冊切りにする。
(2)鍋に水2カップとだしの素を入れて火にかけ、沸騰したら白菜の軸、大根、にんじん、しいたけを加え、ふたをして中火で約5分煮る。
(3)全体が煮えてきたら、鶏ささみを加えて2~3分煮て、みそとしょうがを溶き入れる。最後に白菜の葉を加え、しょうゆで味を調える。
鮮やかな見た目からも元気をもらえる「韓国風すき焼き鍋」
【材料】
大根……10cm分
にんじん……1/2本
しいたけ……4枚
にら……1束
ごま油……大さじ1
牛ひき肉……300g
卵……2個
[A]
・だし汁……1/2カップ
・みりん……大さじ4と1/2
・砂糖……大さじ1
・しょうゆ……1/4カップ
【作り方】
(1)大根、にんじんは5cm長さのせん切り、しいたけは石づきをとって薄切りにし、にらは5cm長さに切る。
(2)すき焼き鍋にごま油をひいて中央に牛ひき肉を入れ、真ん中をくぼませてドーナツ状に形を整える。
(3)牛ひき肉のまわりに(1)の野菜を彩りよく並べ、肉をくぼませたところに卵を割り入れる。
(4)鍋に火をかけ、よく混ぜた[A]の煮汁を加える。
(5)肉に半分程度火が通ったら、卵と肉、野菜を混ぜながら煮て、野菜がしんなりしたら、でき上がり。
いかがでしたか。これから寒くなる季節、食べものからしっかり栄養をいただいて体のケアに努めたいですね! FYTTEにはほかにもいろいろなレシピが載っています。ぜひ参考にしてみてください。