大根を細切りにして乾燥させたのが「切り干し大根」。乾燥させることで甘みが増し、大根より増える栄養もあります。中でも、整腸効果などがある食物繊維が多く含まれています。保存にも優れた切り干し大根の栄養価や保存方法、戻し方を紹介します。
Contents 目次
切り干し大根と生の大根の栄養価の比較
皮付き大根の根(生)にはカルシウム24mg、カリウム230mg、葉酸34μg(マイクログラム)食物繊維1.4gなどの栄養があります(可食部100g当たり)。一方、切り干し大根の同じ栄養素を見ると、カルシウム500mg、カリウム3500mg、葉酸210μg、食物繊維21.3gと、根(生)より大幅に含有量が増加します。
切り干し大根の保存法
長期間常温保存すると茶色く変色するので、密閉容器などに入れて涼しい場所で保存します。冷蔵庫の冷蔵室で保存するとよいでしょう。
切り干し大根の戻し方
1. 1~2回ほど水を替えながら、軽くもむようにして汚れや臭いを洗い流します。
2. たっぷりの水(切り干し大根の分量の3倍程度)の水に浸けて戻します。
memo
・切り干し大根を水で戻すと、約4倍の量になります。
・戻し汁にも栄養が含まれているので、捨てずに煮汁や味噌汁などに使うとよいでしょう。
最後に
保存もきき、何かと重宝する切り干し大根をさまざまな料理に利用してみましょう。
提供: VEGEDAY powered by KAGOME
毎日の生活を、野菜でたのしく。VEGEDAY