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発する言葉によって、ダイエットを成功させるための対策が違ってきます。
A「明日からまたダイエットがんばろう」
やるべき具体策をリストアップしよう!
食べ過ぎたことを素直に認め、すぐに切り替えて、それをとり返すべく努力をしようとしている前向きなあなた。ダイエットを成功させるには、「炭水化物の量を減らそう」「野菜の量を増やそう」「ウォーキングの量を30分増やそう」など、明日からやるべき具体策をリストアップして考えるとよいでしょう。
B「あーおいしかった! 大満足」
食べ過ぎる原因を探り、対策を立てよう!
食べたことに満足しているあなた。満足できることはよいことですが、「やせてもやせなくてもどっちでもいいや」という発想になりやすいので、注意しましょう。それを防ぐためには、まず「うっかり食べ過ぎちゃった」理由を探ります。理由が明確になったら予防策を考えましょう。たとえば、友人との飲み会で食べすぎてしまうのがパターン化しているとわかったら、その会場選びやメニュー選びを工夫してみるのです。原因を具体的に探ることが、食べ過ぎの防止につながります。
C「なんでこんなに食べちゃったんだろう…
「うっかり食べ」につながるものは家に置かない
食べたあとにこうつぶやくあなたは、「どうでもいいものをうっかり食べてしまう」パターンが多いと考えられます。たとえば、「このパン、賞味期限切れになりそうだから」と、ひと袋全部食べてしまって、後悔するようなパターンです。そんなあなたは、パンやお菓子などが家によけいにあると、つい食べてしまうので、「うっかり食べ」しそうなものを家に置かないことが大切。お得だからといって、限定品、賞味期限切れ間近のセール品、特売などに飛びつかないようにしましょう。
【食べ過ぎたときの声かけのポイント】
どんなことでも失敗はつきもの。でも、失敗したときの自分の行動に、自分のクセが出ることが多いので、ダイエットのやり方を見直したり、対策を立て直したりするチャンスでもあります。“食べ過ぎ”も前向きにとらえて、明るいダイエットつなげていきたいですね!
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ