クッキーやサブレなど洋菓子はたっぷり“小麦・卵・乳”が使われていて、これが太るもとだったりしますよね。最近は、グルテンフリーや豆乳を使った菓子などが増えていますが、無印良品からも『小麦・卵・乳不使用のお菓子 スティックサブレ』が登場しました。プレーンとにんじん、ほうれん草の3種類があります。さっそく試してみました!
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米粉と米ぬかを用いたサブレ
新登場の『小麦・卵・乳不使用のお菓子 スティックサブレ』は小麦・卵・乳を使わずに、国産の米粉と米ぬかを使って作っています。
原材料は米粉(国産)、コーンスターチ、食用菜種油、大豆粉、砂糖、米ぬか、食塩のみ。
コーンスターチはとうもろこし由来のでんぷんで、近所の洋菓子屋さんで買うようなシンプルなレシピとなっています。
にんじんサブレに使われているのは、にんじんパウダーとトマトパウダーで、ほうれん草サブレのほうには、ほうれん草パウダーが使われています。
用いられている米ぬかは、お菓子の材料としてはあまり聞き慣れないですが、本来もっている甘みがあり、自然な甘さを与えるようです。もちろん玄米の栄養が集まっているところなので、栄養価も高いのも注目すべき点。
米ぬかに含まれる食物繊維は白米の45倍、玄米のおよそ7倍ともいわれます。そして水溶性、不溶性の両方の食物繊維が含まれ、デトックスパワーが高い食材でもあります。
サクサク食感とほんのりとした甘み
サブレは食べやすいスティック状になっていて、思ったよりもパリッとしていて、しっかりとした食感に焼き上げられています。
米粉と米ぬかを用いていますが、あまり和風なテイストはなく、あくまでも甘さのほどよいサブレです。ふんわりとした甘みがあり、香ばしさや素材本来のおいしさがどんどんにじみ出てくるように口のなかに広がります。
にんじんサブレは、本当ににんじんの味がしてビックリ。香り程度のものが多いですが、これはにんじんの味がちゃんとします。ほうれん草サブレはほうれん草の栄養が濃縮したようなビターな味わいが感じられておいしいです。
いずれもパッケージ袋がスライド式の密閉タイプなので、持ち運び用にも便利。まさにダイエットのお供。小腹が空いたら、ポリっといただけます。薄味なので“味覚リセット”にもよい気がします。
小麦・卵・乳不使用のお菓子 プレーンスティックサブレ 30g 税込250円
小麦・卵・乳不使用のお菓子 にんじんスティックサブレ 30g 税込250円
小麦・卵・乳不使用のお菓子 ほうれん草スティックサブレ 30g 税込250円
文・写真/庄司真紀