日本人の食生活に寄り添う「グルテンレス」という選択肢

近年よく耳にするグルテンフリーという言葉。ダイエットや健康のために日常生活の中でグルテンフリーにトライした人や、今グルテンフリーライフをしている人も多いのではないでしょうか。

本発表会を主催するラキャルプの新井さんも「私の周りの友人、仲間たちもグルテンを控えているから、食事やお店を選んでもいいかな」という会話をするくらいになったそうです。
ただ、私たちの現代人の食生活には、グルテンを使った、パン、ピザ、麺類などの商品が多く存在し、それらをすべて排除する生活やガマンする生活って難しいですよね、とも語られていました。

そこで今回のグルテン分解乳酸菌サプリメント「De-glu（デグル）」は、おいしさをガマンせず、ムリなくグルテン摂取をコントロールするという夢のようなサプリメントです。
グルテンをフリー・ゼロにするのではなく、グルテンをレスにするという新しい提案です。

では、「デグル」とはどんな商品なのか？　ここからは発表会の内容をもとにご紹介していきます。
冒頭ではエイトウェルの代表取締役社長の田中さんよりグルテンの市場に対するお話がありました。

「マイボイスコムが調査しているグルテンフリーに関するアンケートの回答（男女500名ずつ）によると、グルテンフリーに興味がないと回答した人は37％。ほか多くの人が実施したことがある、興味がある、実施してみたいといった回答が多く、中でもいちばん多かった回答は、興味があるけど現実的に難しい、でした。なので残りの75％の人はなんらかの形でグルテンを控えたいよね、という意識や認知が広がっていることがわかりました。

また、グルテンフリーライフをすることで何がいいのか？　というアンケートに対しての回答で多かったのは、腸内環境の改善、血糖値の上昇を抑える、ダイエットなどでした。

デグルは、グルテンを完全に排除する“グルテンフリー”ではなく、グルテンの摂取をコントロールする“グルテンレス”という新しいアプローチを提案するサプリメントです。現代の食生活において、パンや麺類などグルテンを含む食品を完全に避けることは難しく、多くの人がガマンを強いられています。デグルは、そうした状況を改善し、おいしさを諦めずにグルテンケアを可能にする製品として開発しました」（エイトウェル 田中さん）

渡邊先生が語る、グルテン感受性と腸内環境の重要性

続いては、川崎臨港病院理事長の渡邊先生より医学的な視点から、グルテンがもたらす体への影響について、よい面と悪い面の両方の解説がありました。

「私は消化器内科の研究もしているのですが、その中で問題になっているのが、セリアック病です。アメリカやヨーロッパでセリアック病が非常に多い。アジア圏ではインドが多い。どういうことが問題になるかというと、グルテンが体内に入り小腸に届くと、このグルテンがよくないものとして過剰に反応するんです。小腸の壁に炎症を起こし、壁が壊れてしまう。そうすると全身の状態を崩してしまうことになります。

ただ、セリアック病患者にとってグルテンは有害ですが、日本では患者数が少ないのが現状です。しかし、食生活の欧米化に伴い、セリアック病ではないものの、グルテンに過敏な“グルテン感受性”を持つ人が増えています。
グルテン感受性を持つ人は、グルテン摂取によって腸内環境が悪化し、消化不良や腹痛、疲労感などの症状が現れることがあります。ですから、グルテンを完全に除去するのではなく、自身の体調に合わせて摂取量を調整する“グルテンレス”という考え方が重要になります」（渡邊先生）

現代においてグルテンが含まれる食事（パンやピザ、パスタ、麺類などの小麦製品）を完全に排除することはなかなか難しいですよね。
渡邊先生のお話を聞いて、デグルで採用しているグルテン分解乳酸菌という成分が注目されそうです。日本人の食生活を改善に導く、健康をサポートする未来を作るためにも、可能性を感じます。次のパートでは、商品についてのご紹介します。

世界初「De-glu（デグル）」グルテン分解乳酸菌「DL-S1」の力

最後は、エイトウィル三上さんより「デグル」に含まれるグルテン分解乳酸菌「DL-S1」についての解説がありました。

「DL-S1は、10年以上の歳月をかけて発見された特別な乳酸菌であり、グルテンを分解する能力が世界で初めて確認されています。韓国由来の乳酸菌です。スタートは、いろいろな食品から乳酸菌を採取して、実際にグルテン分解性能があるか調べながら、韓国のある特定の地域の特定の製法で作ったキムチから採取した乳酸菌50種類のうち７種類がこのグルテン分解性能を持っていました。世の中にいろいろな乳酸菌がありますが、グルテン分解性能が確認されている乳酸菌はデグルで使われている乳酸菌のみです。

DL-S1は、生きた菌、死菌、代謝物を含む原料として配合されており、３つの効果が期待できます。
1.グルテン分解
2.消化能力向上
3.腸内環境改善
さらに、乳酸菌生産物質には、腸内環境の調整やエネルギー代謝の促進効果も期待できます」（エイトウェル 三上さん）

カプセルタイプと顆粒タイプの２種。ライフスタイルに合わせた選択を

「デグル」には、カプセルタイプと顆粒タイプの２種類があります。
De-glu Capsule Type
グルテン分解乳酸菌サプリメント カプセルタイプ
120粒入　7,560円（税込）

De-glu Powder Type
グルテン分解乳酸菌サプリメント　 顆粒タイプ
30包入　5,940円（税込）

カプセルタイプは、耐酸性のカプセルを使用しており、胃酸の影響を受けづらい処方になっていますが、できる限り食後の摂取がおすすめです。顆粒タイプは、食後に摂取することで、より効果的に乳酸菌を腸に届けられます。自身のライフスタイルや好みに合わせて、タイプが選べます。また、カプセルタイプが苦手な子どもやお年寄りには、顆粒タイプがおすすめです。

より効果を体感したい人は、最初の１週間は少し多めに飲んでいただき、２週目以降から通常量に戻していただくと体感しやすいとご紹介がありました。
※ご自身の体調と相談しながら摂取してください。

これから年末に向けて、会食の機会が増え、グルテンの量も気になる季節。そんなときにデグルがあれば、ガマンせず食事を楽しむことができますね！

私自身も、ふだんの食生活の中で、麺やパン類を食べることが増え、血糖値も気になっていたところなので、食事内容を気にせず楽しめてグルテンレスが叶うデグルはありがたい商品だと感じています。これからどんな体感があるか楽しみです。

取材・文／FYTTE編集部