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華やかなおせち料理にうきうき。ところで…炭水化物が多いおせち料理はどれ?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。さて…。見た目も華やかなおせち料理。あれもこれもと、つい欲張ってしまうけれど、栄養についてはちょっと気になるところ。というのも、おせち料理には砂糖を多く使った甘いものも多いからです。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”では、そのなかでも炭水化物の多いおせち料理はどれ? 一方でビタミン・ミネラルが補給できるおせち料理は?など、知っているようで知らないおせち料理にまつわる知識をクイズ形式で出題! 今年も健康でがんばるぞー!の思いをこめて、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
Contents 目次
おせち料理の中で、いちばん炭水化物の多いものは次のうち、どれ?
□伊達巻き
□昆布巻き(さけ)
□田作り
□かまぼこ
答えは「伊達巻き」。
おせち料理は砂糖などを多く使った甘味の強い料理も多くあります。そんな糖質の多い料理のひとつが「伊達巻き」です。「伊達巻き」は魚のすり身やハンペンなどを使用し、卵と一緒に焼きあげるものですが、砂糖やハチミツをたっぷり使うことが多いのです。特に市販品のおせち料理は、保存を効かせるために甘味が強い傾向にあるので要注意。手作りのおせち料理は手間がかかりますが、調味料の量を調整できるのがよいと思います。
おせちの中の「おにしめ」とは、何の料理のこと?
□甘く煮た豆
□昆布巻き
□かまぼこ
□根菜やいもなどを煮たもの
答えは「根菜やいもなどを煮たもの」。
「にしめ」は「煮しめ」。「煮しめ」とは、根菜類の野菜やいも類・こんにゃくなどを、時間をかけてゆっくり煮含めるという意味です。答えは「根菜やいもなどを煮たもの」。地方によって具材はさまざまですが、根菜類やいも、こんにゃく、しいたけなどをことこと煮たものが「お煮しめ」です。甘い料理や塩分の強い料理が多いおせち料理のなかで、「お煮しめ」は自分の味で煮含めることができます。また、食物繊維が豊富な食材がたくさんとれるのも特長のひとつ。積極的にいただきたい、おせち料理のひとつです。
栗きんとんのペースト状のものは、何を使って作られているでしょう?
□栗
□かぼちゃ
□さつまいも
□あんこ
答えは「さつまいも」。
甘くネットリした食感で、鮮やかな黄色をした「栗きんとん」は、お重に入っていると、とっても華やかになりますね。お菓子屋さんで作られているものは、白あんなどが使われていることもありますが、基本的には、さつまいもをゆでて、裏ごしし、砂糖や水あめなどといっしょに練り上げられてできています。おかずというよりお菓子に近い味わいですが、さつま芋をたっぷり味わうことができる1品です。ちなみに「栗きんとん」の鮮やかな黄色は、くちなしの実のおかげ。さつまいもをゆでるときに、くちなしの実を一緒に入れることでキレイな黄色に仕上がります。たくあんなどの黄色もこれを使用しています。
おせち料理で少しでもビタミン・ミネラルをとりたい、という場合、次のうちどれを選ぶのがよい?
□えび
□ぶりの照り焼き
□かまぼこ
□昆布巻き
答えは「昆布巻き」。
「えび」も「ぶり」も栄養価は高いのですが、ビタミンやミネラルをとるというより、良質なたんぱく質を補給するのにいい食材といえます。「かまぼこ」も、魚のすりみを原料としていますので、たんぱく源になります。答えは「昆布巻き」。「昆布巻き」は、昆布をたっぷりと食べることができ、ミネラルをたくさんとることができます。中に巻く具材はさけやまぐろ、にしんなどが一般的かと思いますが、手作りする場合は、ごぼうやにんじんなどの野菜などを一緒に巻いても食べごたえがあってよいでしょう。
「田作り」は、何を炒りつけて味つけしたもの?
□あじ
□いわし
□小えび
□ししゃも
答えは「いわし」。
「田作り」は「ごまめ」とも呼ばれ、いわしの中でも、カタクチイワシといわれるものを使って作られます。カタクチイワシは、カルシウムやマグネシウムが多く、しっかりとしたかみごたえもあります。また、一緒にゴマやクルミなどと組み合わせることで、ミネラル強化にも役立ちます。甘いおせちの中でも、少し甘じょっぱい味つけで、箸休めやおつまみになる1品です。「黒豆」「数の子」に並び、おせち料理に欠かせない「祝い肴三種」でもあります。