コロナ禍で高めたい免疫力のために、注目されているのが腸内環境を整える発酵食品。ドイツ料理とともに出される“酸っぱいキャベツ”ことザワークラウトも、乳酸菌発酵の野菜料理です。カルディで見つけたのは、ドカンと大容量650gの『ヘングステンベルグ ザワークラウト』。日々の料理で用いやすく、冷蔵庫で保存ができるすぐれもの。冬の間の野菜不足も補ってくれます。
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キャベツの乳酸菌で発酵
ザワークラウトは、せん切りにしたキャベツをワインや食塩で漬け込み、発酵させたもの。ドイツ料理の定番でソーセージのつけ合わせだったり、ホットドッグに挟んであったりと日本でもおなじみです。
漬け物の一種なのですが、キャベツの葉にもともとついている乳酸菌で発酵させているのだそう。そのため味わいがまろやかで、日本の浅漬けとも違うし、ピクルスとも違うということで、不思議に思う人も多いようです。
食べる分量も本国では、まるでトンカツに添えられているキャベツのように、1回の量が割と多め。少しずつ食べる漬け物とは、イメージがちょっと異なりますね。
カルディで見つけた『ヘングステンベルグ ザワークラウト』は、ドイツでナンバー1のザワークラウトとのこと。ハーブや香辛料は入っていなくて、白キャベツとワイン、食塩、酸化防止剤(ビタミンC)のみで作られています。
サラダに入れてもおいしい
プレーンタイプで独特のクセがなく、見た目は切り干し大根の煮物のよう。やわらかい酸味がキャベツのうま味と相まって、和食にも洋食にも何にでも合うおいしさです。
瓶タイプで冷蔵庫での保存がきくので、野菜が足りないときや料理を一品増やしたいときにも便利! 特にお惣菜や脂が多い料理のときには、こういう食材があると重宝するんですよね。
あとはちょっと酸味のほしいサラダに入れてもおいしいです。ポテトサラダやマカロニサラダに入れると、ふつうのキャベツよりも味がなじみやすいですし、ほのかな酸味がアクセントになり、ぐっとサラダがおいしくなります。ザワークラウトの酸味を活かし、マヨネーズの量を減らせるというメリットもありますね。
腸活やダイエットにもうれしいザワークラウト。大容量でかなりコスパのよい製品です。瓶が空いたら自分で作ってみるのもいいかもしれません。
ヘングステンベルグ ザワークラウト 650g 税込388円
文・写真/庄司真紀