Contents 目次
A 焼肉屋さん
いまいちチョイス!
わかめスープとサラダを頼んでからお肉を頼むのがポイント
お肉は、別名、ハッピーホルモンと呼ばれる脳内ホルモン「セロトニン」の
原料になるアミノ酸「トリプトファン」を含むので、ときどきはしっかり食べたほうがいい食材です。パワーが出て、精神的に前向きになれます。ですから焼肉屋さんというチョイスは悪くはありません。ポイントはわかめスープとサラダを頼んでからお肉を頼むこと。ガッツリ食べながらも、ほどよく量をセーブできます。ご飯はできるだけ食べないほうがよいでしょう。お肉の枚数を決めておくと、より効果的です。
B 回転寿司
バッドチョイス!
野菜メニューが少ないのでガッツリ食べには向いていません。
回転寿司店は、サラダといってもツナサラダやポテトサラダ程度で、野菜をたっぷりとれるメニューがない場合が多いので、ガッツリ食べに行くお店としては適していません。もし、どうしても行きたい場合は、お店では好きなだけ食べて、翌日の食事で調整しましょう。お米の量を減らしたいからと、お寿司屋さんでしゃりを残す食べ方をする人を見かけますが、それはマナー違反ですよ。
翌日の調整方法としては、パスタ、うどん、チャーハンのように炭水化物がメインのものは食べないようにしたり、炭水化物を食べるならおかゆなど消化のよいものにします。
C 火鍋(薬膳鍋)
ナイスチョイス!
ルールなしでガッツリ食べて問題なし!
火鍋は生薬がたっぷり入っていて、具材は低カロリー、低糖質のものがメインです。火鍋を選べば、特にルールを設けずに、ガッツリ食べても大丈夫です。羊、豚、鶏など、どの肉を選んでもほぼしゃぶしゃぶに近いので、カロリーなどを気にせず、安心して食べられます。この場合はシメを食べてもOKです。
D ビュッフェ式のレストラン
まあまあチョイス!
選ぶメニュー、食べ方次第でOKです!
ビュッフェは料理のメニューが多いのが魅力。選び方次第で、ガッツリ食べもOKになります。やってはいけないのは、目の前にあるものから食べ始めること。あとで、もっと食べたかったものや目玉メニューが見つかった場合、限界を超えて食べることになってしまうからです。
ビュッフェでのルールは、お皿に料理を取る前に必ず1周してみること。全体のメニューをチェックし、何を食べるか目星をつけてから食べ始めるのです。食べ方としては、最初にサラダを食べて、そのあとは、単価が高そうなもの、お店の名物を選ぶのがおすすめです。
最近は、コロナ対策として、席まで運んでくれるシステムをとり入れているところも多く、待っている間にほどよくお腹がいっぱいになり、ダイエット向きともいえます。
【ガッツリ食べに適しているお店の選び方】
ダイエット中に行くなら、野菜たっぷりメニューがあるお店がおすすめです。ベストチョイスは生薬の入った火鍋。野菜がたっぷりで、肉類もしゃぶしゃぶ感覚で食べられます。焼き肉店やビュッフェではメニューの選び方や食べ方次第でOKとなります。どの場合も野菜メニューから食べ始めましょう。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ