Contents 目次
A イチゴのショートケーキ
いまいちチョイス!
王道のケーキですが、やっぱりカロリーは多めです
ケーキと言って、まず思い浮かぶのがイチゴショート。カロリー的には300kcal前後です。1日のおやつの目安としては200kcal程度ですから、100kcalほどオーバーです。これを食べた場合、消費するのにはウォーキングで1時間ちょいかかります。
B モンブラン
バッドチョイス!
高カロリーなため、ダイエット中は選ばない!
モンブランは栗=フルーツが入っているので、ダイエット中でもいいのでは?と思う人もいるかもしれません。でも、生クリーム、バター、砂糖などがたっぷり入っているため高カロリー! 大きいサイズだと、500kcalを超えるものもあります。どうしてもモンブランが食べたいとき以外は、ダイエット的には選ばないほうがよいでしょう。
C チョコレートケーキ
まあまあチョイス!
糖質が少なくダイエット向きなものも! 手作りでよりヘルシーに
チョコレート=高カロリーというイメージがありますが、ガトーショコラなどを選ぶと、使用している粉が少なく、糖質が抑えられ、ダイエット向きです。 わりと手軽に手作りできるのも特長といえます。ハイカカオ75%使用のチョコや、おから、豆腐などを入れて手作りすれば、一気にヘルシーなダイエットケーキに早変わり。おすすめです。
D シフォンケーキ
ナイスチョイス!
糖質少なめで低カロリー、量もたっぷりで満足度大。おすすめ度No.1のケーキです
ダイエット向きのケーキといえば、ダントツでシフォンケーキです! 生クリームをつける量にもよりますが、だいたい1カットで200kcalくらい。1日のおやつの目安のカロリー内におさまります。卵をたっぷり使い、小麦粉の使用量は他のケーキに比べてぐんと少ないシフォンケーキは、たんぱく質量が高いのが特長。ケーキが食べられるなら種類を選ばないということであれば、シフォンケーキを選ぶのがよいでしょう。大きいので満足感も得られます。
【ダイエット中のケーキ選びのポイント】
ダイエット中にいちばんのおすすめはシフォンケーキで、次はヘルシー度を高められるチョコケーキです。食べ方のポイントとしては、14時までに食べること。朝食の炭水化物に置き換えて…というのもありです。その理由としては、日中のほうが、歩くなど体を動かすことが多く、カロリー消費が多いから。一方、夜になると、脂肪の合成を促すたんぱく質の働きが活発になり、体に脂肪をため込む力が高まるからです。
そして、ケーキを食べた日は夕食での調整も忘れずに。ケーキは脂質と炭水化物が多いので、夕食ではその逆を意識して。ケーキの栄養素として不足しがちな、たんぱく質、ビタミン、ミネラルがとれるような内容を考えましょう。大豆、野菜、海藻などを使ったメニューがおすすめです。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ