Contents 目次
A 朝
ナイスチョイス!
朝の運動はGOOD! 1日の消費カロリーがアップ!
運動するのによい時間帯は午前中から15時くらいまでとされています。代謝がいちばん活発になっている時間帯だからです。なかでもおすすめは、朝。ウォーキングやランニングなどをすると消費カロリーがアップするのはもちろんですが、1日の始まりに体を使っておくことで体が動きやすくなり、1日を通しての消費カロリーアップにつながるのです。
B 昼
いまいちチョイス!
いちばん代謝の高い時間帯だが、運動する時間がとりづらい
朝7時に起きた場合、最も代謝が高くなるのは午後2時〜3時頃といわれています。この時間帯に運動できれば運動効果が最も高くなりますが、勤務中という人が多いですし、季節によっては気温が高くなって運動に適さないということもあり、なかなか運動しにくいというのがネックです。
C 夜
バッドチョイス!
夜しか時間がとれない場合は、激しい運動を避けましょう
夜はほかの時間帯よりは運動効果は落ちます。とはいえ、夜にしか時間がとれないという方も多いでしょう。このとき、注意したいのは、激しい運動をしない、ということ。激しい運動をすると交感神経が優位になって目が冴えてしまったり、甘いものを食べたくなってしまったりする可能性が大。夜遅く走る方もいますが、間違いなく眠れなくなってしまいます。せっかく運動してもダイエット的にはマイナスになってしまいますので、注意しましょう。
D 食前食後30分
バッドチョイス!
逆に太りやすくなるので避けたい!
まとまった運動するのをやめてほしいのは食前食後30分。おなかが痛くなったりすることもありますし、運動後すぐご飯を食べると脂肪を吸収しやすくなります。運動するのは食間が適しています。ただし、散歩や家事など、食後に軽く体を動かす程度ならば、血糖値が急に上がるのを防ぐ効果や、眠気を覚ます効果などがあり、◎です。
【運動する時間帯のポイント】
運動効果からみると、代謝のよい朝から昼に運動するのがよいのですが、人によっては難しいという場合もあるでしょう。運動は何より続けることが大切なので、自分の生活リズムの中で、できるタイミング、続けやすい時間帯で行いましょう。ただし、夜行う場合は激しい運動は避けるということを覚えておいてください。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ