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グリンピース、スナップえんどう、そら豆、枝豆の中で、いちばんカロリーが高いのは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
グリンピースにスナップえんどう、そら豆や枝つきの枝豆。この季節はお店にいろいろなマメ科の野菜が並びます。それでは、今あげた4つの野菜のうち、いちばんカロリーが高いのはどれでしょう? そして、もっとも食物繊維が豊富なのは? 知っているようで知らない「ダイエットに役立つ栄養クイズ」、今回のテーマは“マメ科の野菜”です!
Contents 目次
【問題1】春になると、マメ科の野菜類を店頭で見る機会が増えます。次の中で、カロリーがいちばん高いのは?(100g中)
□グリンピース
□スナップえんどう
□そら豆
□枝豆
正解は…………?
「枝豆」です
春から初夏にかけて、さまざまなマメ科の野菜類が旬を迎えます。色や香りがよく、この時期ならではの味わいが楽しめますね。上記のマメ科の野菜類のカロリーは、それぞれ100gあたり。グリンピースが93kcal、スナップえんどうが43kcal、そら豆が108kcal、枝豆が135kcal。枝豆がほかに比べ、少し高めということになります。枝豆は枝から切り離すと、一気に味が劣ります。できればので、枝つきのものを購入し、少し手間ではありますが、枝からはずして、すぐにゆでるのがおいしく食べるコツです。
マメ科の野菜類の多くは、食物繊維を含んでいます。次の中で、食物繊維をいちばん多く含んでいるのはどれ?(100g中)
□グリンピース
□スナップえんどう
□そら豆
□枝豆
答えは「グリンピース」です
上記のマメ科の野菜類の食物繊維量は、それぞれ100gあたり。グリンピースが7.7g、スナップえんどうが2.5g、そら豆が2.6g、枝豆が5.0g。グリンピースは、チャーハンの具材やシュウマイの上の添えもののイメージも強いかと思いますが、じつはとても栄養価の高い野菜です。高たんぱく質で、ビタミンやミネラルも多く、食物繊維も豊富。冷凍品や缶詰めは、いつでも食べることができますが、生のグリンピースは短い期間しか購入することができないので、旬の時期にはぜひ、混ぜご飯やスープなどのメイン食材としてたっぷり食べていただきたい豆野菜です。
マメ科エンドウ属の仲間で、エンドウのやわらかい実とさやの両方を食べるのは、次のうちどれ?
□さやいんげん
□スナップえんどう
□グリンピース
□絹さや
答えは「スナップえんどう」です
エンドウ属の仲間は、品種によって、さまざまな成長過程のものが食材として使われます。エンドウのさやを若採りして、やわらかいさやを食べるのが、絹さや(サヤエンドウ)。丸々と大きくなった豆の部分を食べるのが、グリンピース。やわらかい実とさやの両方を食べるのが、スナップえんどうです。エンドウ属の仲間は、未熟な豆は緑黄色野菜に分類され、ビタミンCを多く含んでいますが、完熟した実を乾燥させたエンドウマメは、野菜でなく豆類になり、ビタミンCはほとんどなくなってしまいます。
「ビールのおつまみに枝豆」は、相性のいい組み合わせ。その理由は、次のうちどれ?
□食欲をそそる色合いや風味
□片手で食べられる食べやすさ
□アルコールを分解してくれる
□栄養価がすべてそろう
答えは「アルコールを分解してくれる」です
お酒を飲む際、まず枝豆を注文する。という人は多いかと思います。〈枝豆×アルコール〉は、じつは相性のいい組み合わせ。枝豆にはさまざまな栄養素が含まれている、というよさもありますが、もうひとつ大きな特長は、アルコールを分解してくれるところです。枝豆に含まれているアミノ酸のメチオニンという成分には、アルコールの分解をうながし、肝臓への負担を軽くする効果があるといわれています。だから「最初に枝豆!」は、おすすめなのです!
「枝豆」が成熟すると、何になる?
□あずき
□大豆
□ささげ
□いんげん豆
答えは「大豆」です
枝豆は、大豆の未熟種子を若採りしたものをいいます。大豆の仲間である茶豆や黒豆の枝豆を食べたことがある人もいるでしょう。「茶」とか「黒」とかいいながら、豆を覆っている薄皮の色が少し茶色っぽいだけで、よく目にする緑色の枝豆とあまり違いがないので、不思議かもしれません。じつは茶色や黒は、完熟した豆を収穫したときの色なので、未熟種子を食べる枝豆の段階では、色味はさほど変わらないのです。ただ、一般の緑色の枝豆と比べると、独特の風味やうま味が濃厚なものが多いです。