スーパーなどで手軽に手に入り、魚の良質なたんぱく質がとれる魚肉ソーセージ。脳にもよいDHA、EPAが豊富なことでも脚光を浴びていますね。賞味期限が長いので備蓄食材としてもオススメ。今回は、この魚肉ソーセージを使った“高たんぱくレシピ”をご紹介していきます。レシピ開発は、SNSでも話題の料理研究家ジョーさん。です。
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低カロリー・低脂質の“ギョニソ”
どの家庭にもある魚肉ソーセージこと“ギョニソ”。お肉のソーセージよりもカロリーや脂質が少なく、体のなかで利用されやすい良質なたんぱく質を含み、カルシウムが豊富なのも特徴です。
そのまま食べたり、サラダに入れたりするだけでなく、フレンチやイタリアンにも応用できますよ。自宅での食事が増えている昨今、手軽な高たんぱくレシピを作ってみましょう! 料理研究家ジョーさん。が考案したのは、ニッスイの「おさかなソーセージ」*と春の食材を組み合わせた2つのレシピ。
*ニッスイの「おさかなソーセージ」は、魚と植物性素材を主原料にし、1本当たりのたんぱく質量は6.3g。また1本で約1/2日分のカルシウムがとれる「特定保健用食品(カルシウム)」。保存料・発色剤は不使用。
フランスの家庭料理風♪
おさかなのソーセージと新じゃがいものガレット
新じゃがいもを使ったフランスの家庭料理ガレット。細くせん切りした新じゃがいもとおさかなのソーセージを、フライパンで丸く整えて、焼くだけの簡単料理です。
調理のポイントは、「表面がカリっとするまで、根気よく焼くのがポイント。おさかなのソーセージと粉チーズの塩気があるのでそのままでもおいしく召し上がれますが、お好みでケチャップをかけても◯」(ジョーさん。)
【材料】(1人分) 調理時間13分
新じゃがいも 150g
おさかなのソーセージ 1本
粉チーズ 小さじ2
片栗粉 小さじ2
サラダ油 小さじ2
ケチャップ 適量
【作り方】
(1)新じゃがいもは皮をむいてせん切りにし、おさかなのソーセージも新じゃがいもと同じくらいの大きさに切ったら、粉チーズと片栗粉をまぶす。
(2)サラダ油を引いたフライパンに(1)を入れて丸く成形し、中火で4分ほど焼く。
(3)裏返してさらに4分間、焼く。
(4)お好みでケチャップをかける。
ギョニソ×カルパッチョソースで簡単イタリアン!
おさかなのソーセージと新玉ねぎのカルパッチョ風
おさかなのソーセージと新玉ねぎを生で楽しむ、カルパッチョ風レシピ。家庭にある調味料で作るカルパッチョソースをかけるだけ! 火を使わずにできるため、サッともう一品作りたいときにオススメです。
「おさかなのソーセージはなるべく薄く切るのが、盛りつけを上品にみせるコツ。レモン汁がなければお酢でも代用できます。お酢を使う場合は味を見ながら少しずつ加えてください」(ジョーさん。)
【材料】(1人分) 調理時間8分
新玉ねぎ 1/4玉
おさかなのソーセージ 1本
◎レモン汁 小さじ1
◎エキストラ・バージンオリーブオイル 大さじ1と1/2
◎塩 小さじ1/4
◎こしょう 2ふり
◎砂糖 小さじ1/2
パセリ(お好み) 1ふり
【作り方】
(1)◎の材料を混ぜ合わせ、カルパッチョソースを作る。
(2)新玉ねぎは薄くスライスし、おさかなのソーセージは斜め薄切りにする。
(3)(2)を盛りつけ、カルパッチョソースとパセリをかける。
さまざまな食材と相性がよく、使い勝手のよい魚肉ソーセージ。魚を食べたいのに、なかなか食べる機会が少ないという人にもうれしいレシピです。ぜひ、試してみてください!
文/庄司真紀