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【ダイエットチョイス!】ズバリ!食べすぎたものは何時間(何日)くらいで脂肪になるの?~EICO式ダイエットのコツ(54)~
Contents 目次
A 12時間
バッドチョイス!
食べて半日では脂肪に変わりません
食事としてとり入れた栄養素のうち、すぐに使わないものは肝臓にまず多糖類(グリコーゲン)として貯蔵されます。12時間ではまだ脂肪になりません。
B 24時間
バッドチョイス!
その日のうちなら、まだ肝臓にストック中。消費するなら今!
肝臓に多糖類としてまだ貯蔵されています。翌日の過ごし方、食べ方次第で、脂肪にならずにすみます。
C 2〜3日
グッドチョイス!
48時間たって消費されないと脂肪になる!
糖として肝臓にストックしておける量は限られています。48時間以上たってもエネルギーとして消費されない場合、余剰分は中性脂肪に作りかえられて、体内に蓄えられていきます。
D 1週間
バッドチョイス!
すでに脂肪に変わっています
エネルギーとして消費されていなければ、もう脂肪になってしまっています。時、すでに遅し!
【食べ過ぎたものを脂肪にしないポイント】
食べ過ぎた余剰分はまず、肝臓に多糖類として貯蔵され、エネルギーとして使われないと脂肪になります。その期間は2日から3日。つまり、食べ過ぎたとしても、あせらず、2~3日で消費すればよいということになります。その方法は、食事制限と運動の2つしかありません。
食事で行う場合、まず糖質と脂質の摂取を抑えるため、お菓子、ピザ、パスタなどを削ります。そして、その逆の食事、たとえば、ボウル1杯の野菜を食べてから食事をするなど、ビタミン、ミネラル、たんぱく質を補充できる内容に変えます。もずく酢など、海藻類をとり入れるのもよいでしょう。
運動の場合は、5000歩のウォーキングを1万歩にする、バスをやめて歩くなど、運動量を増やしましょう。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ