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味への自信からズバリ「レアチーズケーキ」と命名! プラントベースのヴィーガンチーズケーキが誕生 #Omezaトーク
植物由来の原料から作った食品を表す「プラントベース」という言葉。環境負荷を減らすことや、健康の増進、人口増加によって予測される食糧難の解消などをテーマに世界中で注目されているこの言葉、少し前までは耳にすることがあまりなかったような…。最近は、大豆のお肉など、植物原料の商品も少しずつ身近な存在となり、ずいぶん市民権を得てきたように感じます。今回は、プラントベース食品のブランド「BIOKURA(ビオクラ)」より、ヴィーガンチーズケーキが新発売になると聞き、オンライン新商品記者発表会に出席してきました。その名もずばり、“レアチーズケーキ”。「レアチーズ風ヴィーガンケーキ」ではないところにご注目!
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「BIOKURA(ビオクラ)」はアルソア慧央グループの、プラントベース食品ブランド。人と自然との調和の中に、生命 (BIO)のある暮らし(KURA)を実現するという意味が込められた名前で、2010年にスタートしました。
アルソア慧央グループ・ビオクラ事業部の清水崇之さんによると
「BIOKURAはもともと、マクロビオティックの考え方に基づいた商品開発を行ってきたのですが、より多くの方に親しんでいただけるよう、プラントベースの考え方をとり入れています。 そこには、国籍、思想、体質を超えた『食のバリアフリー』、からだの健康だけでなく心の健康の実現、また、環境負荷のかからない植物素材の食品を身近な形で提供することで、だれもが簡単に地球環境に貢献できる素地を作るといった、“人にも地球にもやさしく寄り添いたい”という理念があります」とのこと。
「BIOKURAブランドは、ヴィーガンケーキを中心としたスイーツ、クッキーや大豆チップスといった菓子類のほか、亜麻仁油 、飲料、ふりかけ、調味料など幅広いラインナップがあるのですが、おいしさ、継続可能な価格、プラントベースの3つを高いレベルで両立させることに努め、マクロビオティックで培ったノウハウを生かして開発しています。『言われなければ植物性だとはわからなかった』という言葉が最大の誉め言葉だと思っています」(清水さん)
では、今年の6月に発売されたレアチーズケーキ」には、どのようなこだわりがあるのでしょうか。ビオクラ事業部の石川恭子さんが教えてくれました。
目指すのは、みんながおいしく楽しめるヴィーガンケーキ
「BIOKURAでは2007年からヴィーガンケーキを開発し、冷凍商品として販売してきました。今、乳製品代替え商品としてもプラントベースは世界的に注目度が上がっています。それは環境負荷の軽減や人口増加に伴う食糧不足解消の点からもいえますし、食物アレルギーの問題からもいえることです。
食物アレルギーをもつ人は12年間に人数・割合ともに2倍以上に増加しており、原因物質の半数以上が、卵や牛乳によるものです。こうしたアレルギーを持つ人も、みんなと一緒にケーキが楽しめて、かつ、いつものケーキが好きな人も満足できる、そんなケーキを目指しています。また、このようなケーキを食べることで、多くの人が身近なところから環境問題に参画できることも大切だと考えています」(石川さん)
「レアチーズケーキ」開発にかけた期間は1年間。乳化剤を配合しないオリジナル豆乳クリームで、チーズケーキ独特のなめらかな口当たりを実現。動物性チーズケーキのような発酵感を出すのも非常に大変だったようで、今まで使ってこなかった素材を使用するなど、さまざまな工夫を凝らしたそう。
こうしてできあがったケーキの味への自信から、「~風」と、あえてつけずに「レアチーズケーキ」と命名。どんな味なのでしょうか。とても期待ができそうです!
「『レアチーズケーキ』だよ」と言って出してみた家族の反応は?
私の家の構成は、私と子ども3人。この子どもたちの味覚が、見事にバラバラで、おやつを選ぶときなどは大変です。とくにひとりは、牛乳は好きだけどチーズケーキが苦手、と言っていて、チーズケーキ好きの私は残念に思うことも。
そんなわが家でプラントベースの「レアチーズケーキ」を出してみると…。
皆、ヴィーガンケーキだと気づかずに“おいしい、おいしい”と食べ進めていくので、「これ、ふつうのチーズケーキとちょっと違うんだけど、どこが違うと思う?」と聞いてみました。するとチーズケーキが苦手といっている子どもが「私はチーズケーキが苦手で、ずっと食べてこなかったからかもしれないんだけど…、このチーズケーキはおいしいんだよね」と。
「うん、おいしいよね」「何が違うのかな。酸味がはっきりしてるのかな」「さわやかな味」「土台のアーモンドの味が好き」と、主原料のほうに話が向いていかないため、
「じゃあ、原材料を読み上げます! 豆乳ヨーグルト、有機ココナッツオイル、小麦粉、ライスミルク……。あれ、チーズケーキなのに、チーズが入ってないねえ」と、かなりわざとらしい演出でヴィーガンケーキであることを明かし、一同驚くという、まるで絵に描いたような展開になったのでした。
私自身の感想をお伝えすると、第一に、ヴィーガンケーキって、ここまでおいしいんだ…ということ。また、乳製品をとるということの先にある環境負荷を考えると、いつものケーキも食べたいけれど、ヴィーガンケーキも食べたいです。
特別なときに食べるケーキの、3回に1度はヴィーガンケーキにする。そんな選択を本気で考えているところです。(編集まりりん)
【商品情報】
レアチーズケーキ ホール:¥3,456(税込) カット:¥3,672円(税込)
ビオクラ公式オンラインショップ www.biokura.jp
Omeza トークとは…
FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。