近年、ますます注目を集める“プロテイン”。みなさんのなかにも、ふだんから意識してプロテインをとっている人もいれば、「筋肉ムキムキの人がとるものじゃないの?」というイメージがあることから、興味はあるけどまだ手を出していない人もいるかと思います。そこで今回は、女性らしいしなやかな筋肉をつけるためのプロテインのとり方、選び方について、バレエダンサーの武田亜希子さんに教えていただきました。
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プロテインの役わり
プロテインというと、「筋肉を発達させるために摂取するもの」「プロテイン=たんぱく質だから太る」といったような誤まった情報やイメージを持たれがちです。
たしかに、筋トレ直後にプロテインをとると筋肉が発達しやすい面はありますが、運動量に関係なく、運動後は多かれ少なかれ筋肉を消耗していますから、体内のたんぱく質は失われているのです。プロテインは、失われたたんぱく質をすばやく補い、筋肉の疲労回復や体力の回復にも役立ちますから、求める筋肉の質とは関係なくとるのがおすすめですよ。
とくにダイエット中の女性。ダイエットをしていると、とる栄養素に偏りが見られますし、たんぱく質に関しては避ける傾向があります。たんぱく質が欠乏すると、美容面にも影響が出ますし、免疫力の低下といった健康面でも大きく影響が出てきます。たんぱく質はダイエット中であっても、しっかりととることが大切です。
武田流プロテインをとるタイミング
私の場合は、プロテインを意識的にとるタイミングを決めています。
ひとつは、長時間自転車に乗る前。週に1度、片道40分かけて仕事場に行く日があるので、この日は必ずとると決めています。
ふたつめは、体重増加を感じたり、食べ過ぎた自覚があるとき。ひとつめとは違い、習慣として決めていないタイミングです。こういったときは、1食をプロテインに置き換えてとっています。
「プロテイン=運動後にとる」ことにこだわらず、自分の体の様子や栄養状態によってとるように心がけているんです。
武田流プロテインのとり方&選び方
プロテインはそのまま飲む、食べるというイメージがありませんか? 最初は私もそうしていたのですが、どうしても飲みづらかったり食べづらくて…。その結果、“ヨーグルトに混ぜて食べる”に落ち着きました。必然的に、ヨーグルトに混ぜておいしいプロテインがいいなと探したところ「クレバー ウエイトダウン ミックスベリー味」がヒット! このプロテイン、無糖ヨーグルトに混ぜるとすごくおいしいので、プロテインをとるときの定番になりました。
一般的なプロテインよりも、美容に特化したプロテインで、糖質量も抑えられていますし、ビタミンやミネラルなど、女性がとりたい栄養素が入っているのも高ポイント。私はさらにここにグラノーラを入れたりして、デザート感覚で食べてプロテインをとっています。
デザートのようにプロテインをとる。この食べ方は、プロテイン初心者でも始めやすいですよね。筆者もさっそくやってみようと思います。ぜひみなさんもお試しあれ!
【取材協力】 武田亜希子
取材・文/高田空人衣