たんぱく質ブームで豆を使った食品が大人気。日本では大豆が主流ですが、最近よく聞く、中東のディップ、フムスはひよこ豆ですし、そのほか欧州のえんどう豆を使った代替肉など、世界では多様な豆が用いられています。今回はカルディで見つけた、ギリシャ発のレンズ豆とひよこ豆のチップスを2種類ご紹介します。
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小麦粉なしで、たんぱく質が豊富
カルディで買ってみたのは、ギリシャ発ウェラビィーズというブランドのチップス。『フムスチップ カラマタオリーブ』、『レンティルチップ ローズマリー』の2種類で、グルテンフリー、ノンフライのチップスです。
『フムスチップ カラマタオリーブ』は、じゃがいもでん粉やひよこ豆の粉、とうもろこし粉にクミンなどのスパイスとカラマタオリーブを混ぜて焼き上げています。カラマタオリーブはギリシャのカラマタ地方でとれるオリーブで、ヨーロッパ一ともいわれるほど、とても人気があるそう。100gで391kcal、18.7gのたんぱく質がとれます。
もうひとつの『レンティルチップ ローズマリー』はレンズ豆粉をメインに、じゃがいもでん粉、とうもろこし粉を混ぜ合わせ、ローズマリーで味つけしたチップス。こちらは100gで390kcal、18.5gのたんぱく質がとれます。
オリーブとローズマリーがアクセントに
両方とも四角形の薄焼で、ぱりっとした食感。『フムスチップ カラマタオリーブ』はオリーブの香りがしっかりとしていて、本当のオリーブを食べているかのようなフレッシュな香りです。生地の香ばしさと合間って、大人っぽい味わいに仕上がっています。
『レンティルチップ ローズマリー』はオリーブと比べると、材料の違いで少し厚めに焼き上がっています。薄っすらとローズマリーのアクセントがあり、一般的なチップスに慣れていると、最初は薄味に感じますが、食べ慣れてくると、生地のうま味やローズマリーのフレーバーのやさしい味わいがクセになります。
豆を使っているということを忘れる風味豊かな味わいのあるチップス。クラッカーとして、パテやディップソースに添えてもおいしそう。たんぱく質がとれるほか、脂質や塩分は低く抑えられているのもポイントです。
ウェラビィーズ フムスチップ カラマタオリーブ 120g 375円(税込)
ウェラビィーズ レンティルチップ ローズマリー 140g 375円(税込)
文・写真/庄司真紀