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英名では「インドのほうれん草」。でも、ほうれん草以上の栄養価を誇る夏野菜は?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
この時期はまだまだ色の濃い夏野菜がお店を彩ります。でも、案外、知らないことも多いかも? たとえば英語で「インドのほうれん草」という名前をもつ、あの野菜の栄養価は、ほうれん草以上! 赤ピーマンには、緑ピーマンの何倍くらいのビタミンCが含まれる? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「夏野菜(第2弾)」です!
Contents 目次
【問題1】
英語の名前で「インドのほうれん草」と言われている夏野菜は、次のうちどれ?
□モロヘイヤ
□空心菜
□しそ
□つるむらさき
答えは………?
「つるむらさき」です
「つるむらさき」は英語で「インドのほうれん草」と言われている、東南アジア・インド地方発祥の野菜です。ただし、ほうれん草とは、まったくの別種で、栄養価はほうれん草以上。カロテンやビタミンC・カルシウム・鉄分を多く含む優秀野菜です。つる性の植物で、葉のつけ根に紫色の実をつけるため、「ツルムラサキ」と名づけられたと言われています。
「シシリアンルージュ」や「アイコ」などの品種がある夏野菜は、次のうちどれ?
□トマト
□パプリカ
□ズッキーニ
□なす
「トマト」です
スーパーなどの店頭で見かけない日はないといってもいい「トマト」には、たくさんの品種があります。よく知られているのは、大玉の「桃太郎」。果肉がしっかりとしていて、熟しても実がくずれにくいという特徴をもつ主流のトマトです。「アイコ」はリコピンを多く含むミニトマトで、果肉が厚く、加熱調理にもオススメです。「シシリアンルージュ」はシシリア生まれの品種。うまみが強いのでイタリア料理の食材として向いています。
緑ピーマンよりも栄養価が高い赤ピーマン。その中にあって、2つとも同じくらいの量が含まれる栄養素は、次のうちどれだと思う?
□ビタミンC
□β-カロテン
□ビタミンE
□カルシウム
「カルシウム」です
ピーマンの栄養価は、ビタミンCが緑ピーマン76mg、赤ピーマン170mg。βカロテンが緑ピーマン400μg、赤ピーマン1100μg。ビタミンEが緑ピーマン0.8mg、赤ピーマン4.3mg。カルシウムが緑ピーマン11mg、赤ピーマン7mg。赤ピーマンは緑ピーマンに比べて栄養価がかなり高いことがわかると思いますが、カルシウムはほぼ同じぐらいで、むしろ緑ピーマンのほうが、やや多いほど。緑のピーマンは未熟果で、緑から赤になるまで2か月近くかかります。この過程で、赤の色素であるカプサイチンが増えてくると言われています。カプサイチンは抗酸化作用があり、生活習慣予防に効果が高いものです。
夏野菜の中で「ブルーム」と呼ばれているものと関係が深いのは、次のうちどれ?
□パプリカ
□枝豆
□きゅうり
□オクラ
「きゅうり」です
ブロッコリーやブドウなどの表面に、白い粉がついていることがあります。これが「ブルーム」です。水をはじき、表面を保護する役割があります。夏野菜の中で関係の深いものは「きゅうり」。きゅうりは、もともとブルームがついた野菜でしたが、ブルームがついていると光沢がなく農薬と間違われることもあったため、一時期、人気がなくなってしまいました。最近では品種改良された、ブルームを出さない性質のきゅうり(ブルームレス)が多く出回っています。こちらは皮はかためですが、日持ちはよいとされています。
別名「エンサイ」「アサガオナ」と言われている夏野菜は、次のうちどれ?
□モロヘイヤ
□空心菜
□しそ
□つるむらさき
「空心菜」です
答えは「空心菜」です。さつまいもの葉茎によく似た中国野菜で、茎の中心部分が、空洞になっていることから、この名前がついたと言われています。葉には、少しぬめりがあり、茎はシャキシャキした歯ごたえがあります。クセが少ないので、シンプルに、にんにくを利かせた炒めものなどが定番料理です。ビタミン・ミネラルも豊富なので夏バテ予防にオススメです。