そうめんの一部を糸こんにゃくに置き換えてカロリーオフなど、世の中にはダイエットのためのいろいろな代替食材があります。食べたくて仕方がないときの強い味方ではありますが、私の場合は、「置き換えている分、たくさん食べていいんだよな」とか、「本物を100点とすると、この置き換え商品は何点くらいだろう…」など、雑念や辛口採点に脳が支配されてしまうせいか、満足度がイマイチなことも。そんな中で、「あら、これは遜色なし♪」と思った商品、「うる肌米こんにゃく」をご紹介します。
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私はこんにゃくが大好き。でも置き換えとしてではなく、キンピラや炒め煮にして食べるほうが好き。だから、こんにゃくを何かに置き換えるより、おいしいこんにゃくを探すほうに情熱を注いでしまいます。
でも、「うる肌米こんにゃく」(アイエーフーズ)には、いくつも魅力的な要素があって、試してみたいと思いました。ひとつは、肌のバリア機能を高める「こんにゃくセラミド」が豊富に含まれていることです。
セラミドは、私たちの表皮でバリア機能としての役割を果たしているもので、不足すると皮膚が乾燥しやすくなったり、刺激物質が表皮に入り込みやすくなったりするそうです。こんにゃく芋に含まれているこんにゃくセラミドを摂取することで、私たちの皮膚の角層にあるセラミドが増え、肌の保湿力が高まるらしいです。
実際、サプリとしてセラミドを飲んで、少し皮膚がやわらかくなったような実感を得たので、これを食品として食べるのもいいなあと興味をもちました。
もうひとつはこの「こんにゃくセラミド」が、こんにゃく芋からこんにゃくを作る過程で、通常捨てられてしまう部分に多く含まれており、「うる肌米こんにゃく」はそれを有効利用した商品だということ。
今までとり除かれてきた部分に価値を発見し、そこにスポットを当ててできた商品だなんて、現代的だなあと感じました。
開けてみると、米粒状になったこんにゃくが2袋。1合につき、1袋が目安だそうです。わが家は2合では足りないので、お米3合に2袋使用しました。
炊飯する前はこのような感じで、言ってみればこんにゃく感満載です。
でも、炊いてみると、ほとんどこんにゃく感がありません。見た目もそうですが、味もです! もちもちしていて、申し分ないおいしさ。家族も誰も「こんにゃく」と当てられませんでした。
カレーライスなど、ご飯をたくさん食べたいメニューにはうってつけで、「本物に比べてこれは何点かな」という辛口採点モードにもならなかったため、いつも通りの量で食事終了。じつは……、寝る直前に空腹感を覚えたので、慌てて眠りました…!
冷めると少しこんにゃくっぽい香りはします。ただ、もちもち感は変わらないので、私は翌日のお弁当に入れてもおいしく食べることができました。
「うる肌米こんにゃく」がおいしかったので、カリフラワーライスなど、ほかの食材も試してみようかな…。(編集まりりん)