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むね肉(皮なし)、ささみ肉、砂肝、手羽先のうち、いちばん低カロリーな部位は?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
高たんぱく・低脂質として人気が高い鶏肉。では、むね肉(皮なし)、ささみ肉、砂肝、手羽先のうち、いちばん低カロリーなのは? 豚肉や牛肉と比べて豊富に含まれる栄養素は何? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「鶏肉」です!
Contents 目次
【問題1】
ヘルシーなイメージの鶏肉。なかでもいちばん低カロリーな部位は、次のうちどこ?(100g中)
□むね肉(皮なし)
□ささみ肉
□砂肝
□手羽先
答えは………?
「砂肝」です
上記の部位は100g当たり「むね肉」116kcal、「ささみ肉」109kcal、「砂肝」94kcal、「手羽先」226kcal。鶏肉は、どの部位もおおむね低脂肪で高たんぱく質だといえます。なかでも焼き鳥などによく使用される砂肝や軟骨などは、脂肪が少なく低カロリーです。また、もも肉はむね肉よりカロリーが高いイメージがあるかと多いますが、皮なしであれば、「もも肉」127kcal、「むね肉」は116kcal(いずれも100g中)と、さほど差はありません。脂肪分が多いのは皮の部分ですので、脂肪が気になる場合は皮なしのものを意識して食べるとよいと思います。
鶏肉には、豚肉や牛肉より多く含まれるビタミンがあります。それは次のうちどれ?
□ビタミンA
□ビタミンB1
□ビタミンE
□ビタミンC
「ビタミンA」です
肉類の中でも鶏肉は、ビタミンAを多く含んでいます。ビタミンAは“目と粘膜のビタミン”と言われており、視力低下を防ぐ効果や、皮膚や粘膜、髪の健康を保つ役割も期待できます。不足すると、肌のかさつきや、爪がもろくなる心配などもありますので、野菜などほかのビタミンがとれる食材と組み合わせて鶏肉料理を楽しむのがオススメです。
鶏肉で「ブロイラー」といえば、どういう意味だと思う?
□地鶏のこと
□脂肪分を多く含んだ鶏肉のこと
□野菜のみのエサで育てられた鶏の肉のこと
□短期間で成長する方法で育てられた鶏の肉のこと
「短期間で成長する方法で育てられた鶏の肉のこと」です
スーパーなどで少し安価に売られており、手にとりやすい「ブロイラー」とは、通常の鶏よりも短期間で育てた若鶏のこと。鶏はふつう、最低でも80日以上は飼育されるそうですが、「ブロイラー」の場合は、飼育日数が50~60日ほど。より早く、大きく育ててたくさんの鶏肉を出荷・流通させるため、成長を促す飼育の方法をしています。
鶏肉の部位で、笹の葉に似ている事から名前の由来がきているものは、次のうちどれ?
□せせり
□ハツ
□ささみ
□手羽中
「ささみ」です
答えは「ささみ」。ささみ肉は、両手羽のむね肉の内側の胸骨に沿って、左右に1本ずつある新胸筋という部分の肉になります。牛肉や豚肉のヒレ肉に相当する部分です。脂肪分が少なく高たんぱく質、やわらかい肉質をしています。火を入れすぎるとパサつきが出てしまいますので、蒸したり、焼き鳥などがオススメです。
鶏肉と、深い関わりのある食中毒菌は、次のうちどれ?
□腸炎ビブリオ
□カンピロバクター
□黄色ブドウ球菌
□ボツリヌス菌
「カンピロバクター」です
生の鶏肉や、加熱が不十分の鶏肉料理などでカンピロバクターは発生しやすいです。鶏肉だけでなく、焼き肉やバーベキューなどで焼く肉類でも、加熱が不十分だと発生の可能性は高いといわれています。また、調理器具や手指を介して体内に入ることで食中毒を引き起こす場合がありますので、しっかりと手洗いをすることや、生肉と調理後の器具類は別にするなどの注意が必要となります。