なかなか旅行に行けない今ですが、地方の食を自宅で楽しむこともまたよしですね。 今回は長崎県雲仙島原で生産されている「口福たまご」なるものをお取り寄せ。卵にしては、とても珍しくポリフェノールを含んでいるというのですが、どんな味なのでしょうか。
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「長崎でおいしい卵を食べた」という話を聞き、これは取り寄せて味わってみたい!と注文したのが、なんとも贅沢な箱に入って届いた「口福たまご」。
長崎県の雲仙島原の自然のなかで、ストレスなく育てられた口福鶏(こうふくどり)。鶏に対して細やかな気配りを行い、78種類以上の贅を尽くした飼料のみを使って、愛情をもって育てている、そんな鶏が産卵した卵というから、おいしいのだろうなというのは想像がつきます。
しかし、なんと卵を実際に食べてみてびっくり! おすすめは生か半熟、ということで、もちろん最初は卵かけご飯でいただいてみることに。とにかく、黄身の色が濃い! かなり鮮やかなオレンジ色でプリっと輝いています。さらに、白身にも弾力があって、割ってみると、黄身も白身も盛り上がっています(下記写真右が「口福たまご」)。
軽くしょうゆをかけましたが、卵の味がとっても濃くて、いつもの卵かけご飯とは全く違う味がます。白身も粘り気があるので、サラサラっと食べるというよりも、ひと口ずつ、かみしめながら食べるような感じです。卵ってこういう味がするの?と、まるで初めて食べるもののような感覚です。私はもともと卵かけご飯が好きなのですが、人によっては、その生臭さが苦手、というケースもあると思うのですが、おそらくこの卵では、それは感じないと思います。もうこの1杯だけで、朝ごはんなら十分な満足感があります。
また、口福たまごの特長としては、通常では卵の栄養としてはあまり含まれないポリフェノールがとれるということ。100gあたりの含有量で比べると、チョコレートやコーヒー、ブルーベリー、赤ワインなどと同じくらいとれるというから驚きです。
もちろん、これほどのこだわり卵なので、お値段もかなりのもの。残念ながら毎日のように食べることは難しく、特別な楽しみにはなりますが、こんな贅沢もときにはいいよね、体だけじゃなく、心の栄養にもなるよね、と言いながら味わっています。
夏の暑いときって、朝はあまり食欲がなく、とくに固形物はほとんど食べる気がしませんでした。なので、ヨーグルトとかさっぱりしたものになりがちだったのですが、朝からおいしすぎる卵でご飯が食べられるようになってきたことで、気候もだいぶ涼しくなってきたんだな~と実感します。やはり、朝きちんと食べられたほうが、1日元気に過ごせますよね。
もうすぐ手に入るであろう新米で口福たまごの卵かけご飯を食べたら、どんなにおいしいだろう?と想像するのもまた楽しくて。あぁ、秋ってやっぱり食が楽しいですね。体もしっかり動かしながら、味わっていきたいと思います!
(編集長ホボ)
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