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えのき、しいたけ、まいたけ、マッシュルーム。いちばんカロリーが低いのは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
食物繊維を豊富に含み、低カロリー。ダイエット中の人も、健康を意識している人も、きのこに注目している人は多いのではないでしょうか。今やお店でオールシーズン見かけないことはないきのこですが、やっぱり「秋はきのこ」のイメージも。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマはきのこです! 買い過ぎたきのこ、冷凍保存するのはOK or NG?
Contents 目次
【問題1】
全体的に低カロリーなきのこ類。では、次のうち、いちばんカロリーが低いきのこは?(100g中)
□えのきたけ
□生しいたけ
□まいたけ
□マッシュルーム
答えは……
「マッシュルーム」です。
「きのこ」と言っても、たくさんの種類があり、スーパーなどで見かけるだけでも5~6種類はあるでしょう。どれも、低カロリーで低脂質、ダイエット中でも利用しやすい食材です。上記のきのこ100g当たりのカロリーは、「えのきたけ」34kcal、「生しいたけ」25kcal、「まいたけ」22kcal、「マッシュルーム」15kcal。洋食などに使われることの多いマッシュルームがいちばん低カロリーですが、どれを食べても気にするほどのカロリーの差はありませんので、お好みのものをたっぷり使って、秋の献立を楽しんでみてください。
きのこ類は冷凍保存が可能な食材です。望ましい方法は、次のうちどれ?
□調理せず、そのままの状態で保存
□キレイに洗って水気をふいてから保存
□レンジ加熱など、下加熱をして冷ましてから保存
□薄く下味をつけてから保存
「調理せず、そのままの状態で保存」です
たくさん購入して、あまってしまったきのこ類は、冷凍保存をオススメします。きのこ類は水分を多く含むので、冷蔵庫に保存しておくと、カビが生える原因にもなり、味も風味も落ちてしまいます。ところが、冷凍保存をすれば、むしろうまみがアップします。その際は、そのままか、または、食べやすい大きさにほぐしたり切ったりし、保存袋に入れて冷凍しましょう。水洗いをするとよけいな水気がついてしまいますし、風味も落ちてしまいます。冷凍したきのこは凍った状態のまま調理することができますよ。
「茶碗蒸し」にきのこを入れる場合、調理方法に注意が必要なものは、次のうちどれ?
□生しいたけ
□まいたけ
□まつたけ
□なめこ
「まいたけ」です
涼しくなってきたこの時期に、熱々の「茶碗蒸し」はおいしいですね。秋の味覚のぎんなんやきのこを加えて作ることもあると思いますが、きのこ類の中でも、特に「まいたけ」には注意が必要です。というのも、「まいたけ」には、卵がかたまるたんぱく質を壊す酵素が多く含まれており、蒸しても卵液がかたまらないことがあるからです。「まいたけ」を先に下加熱して、酵素の力をなくしてから卵液に加えて蒸すようにすれば、問題なく使うことができます。
秋に楽しみたい、きのこのひとつに「まつたけ」があります。よい「まつたけ」の見分け方として、間違っているのは、次のうちどれだと思う?
□表面が乾燥し過ぎていないもの
□軸が太めのもの
□軸が短めのもの
□カサの部分が、しっかり開いているもの
「カサの部分が、しっかり開いているもの」です
特有の香りと歯ごたえで日本の秋の味覚を代表するきのこ、「まつたけ」。人工栽培できないので、流通するのは天然ものだけです。国内産は希少価値が高く、最近は中国産や韓国産、カナダ産なども店頭で見かけるようになりました。香りが高く、表面全体が乾燥しきっておらず、軸の部分は太くしっかりとしているものを選ぶのがポイント。軸があまりに長いものは育ち過ぎていることが多く、また、カサはつぼんでいるほうが、香りがよいとされています。
「ブナピー」という「きのこ」は、次のうち何の仲間だと思う?
□えのきたけ
□しめじ
□エリンギ
□まいたけ
「しめじ」です
ブナピーは、「しめじ」の仲間です。一般的に流通している「しめじ」は、「ぶなしめじ」という人工栽培されている品種です。「ぶなしめじ」を白色の「ホワイトしめじ」に品種改良したものが「ブナピー」。日本のホクト株式会社が開発しました。一般的な「ぶなしめじ」に比べクセがなく、食べやすく、オルニチンというアミノ酸も多く含まれています。