暖かい季節になると外で飲む機会が増えてきますよね。そういったなかで「グルテンフリー」生活をするのは難しそうと思っていませんか? でもお酒に入っている素材さえ知っておけば、安心してお酒も楽しめるんです。
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グルテンフリーのお酒の種類とは?
日本の文化には欠かせない最初の乾杯は、やはり「ビール」ですよね。最近では海外の輸入グルテンフリービールの種類も多くなり、インターネットで購入ができるようになってきましたが、まだ外食で気軽に飲むことは難しいと思います。
しかし、ビールの他にもアルコールの種類は多く原材料を知っておけば、楽しく飲むことも可能です。
そこで、今回はお酒好きの方は、気になるグルテンフリーのアルコールの種類についてお話します。
まずは、グルテンを含むアルコール類。「ビール」は大麦の麦芽を主原料としていますので、グルテンが含まれています。国内では、第3のビールとして販売されている、大豆タンパクを使用したアルコールは、グルテンフリーとなります。
また、人気のハイボールはウイスキーとソーダでつくりますが、「ウイスキー」は、大麦などを主原料としていますので、グルテンが含まれています。
次にアルコールの原材料によって、グルテンを含むものと含まないアルコール類です。
「焼酎」は、米焼酎や麦焼酎は基本的にグルテンフリーですが、原材料に麦を使用している麦焼酎には、グルテンが含まれています。「ジン」は大麦、じゃがいも、ライ麦などを原料として造られる蒸留酒です。
また、「ウォッカ」も、原料ではジンと同様に、大麦、じゃがいも、ライ麦などから造られています。ウォッカの一部には、トウモロコシやブドウが原料のものもあります。
また「梅酒」も多くのアルコールが使用されています。例えば、焼酎ベース・日本酒ベース・醸造アルコールなどもありますので、購入する前に確認するとよいでしょう。
最後にグルテンフリーのアルコール類となります。「日本酒」「泡盛」や「ワイン」は、基本的にグルテンフリーとなります。日本酒や泡盛であれば、原料がお米ですし、ワインであれば、ブドウなので安心して飲めます。
「テキーラ」も、基本的にはグルテンフリーです。安い商品ですとグルテンが含有されている場合もありますので、アガべ(リュウゼツラン科アガベ属の多肉植物の総称)100%を選ぶと良いでしょう。また、「ラム」はサトウキビから造られるお酒となりますので、グルテンフリーとなります。
しかし、多くのアルコールには醸造アルコールが含まれているものが多くあります。醸造アルコールとは、でんぷん質物や含糖質物から醸造されたアルコールをいいます。醸造アルコールの原料の大半はサトウキビが占めていますが、何を原材料に使用しているかわからないので、気にされる方は避けたほうがいいかもしれません。
このように多くの種類のアルコールがありますので、食事に合わせて楽しんではいかがでしょうか。