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CATEGORY : ダイエット |食べる

すし飯を作るときの、正しいご飯の冷まし方は?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~

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ちらし寿司画像

クリスマス、大晦日、お正月…年末年始は行事が多く、料理をする機会も増えるのでは? おうちで手巻き寿司やちらし寿司にしよう!という人もいるかもしれませんね。そこで問題はすし飯。ほかほかご飯に、合わせ酢に、うちわ。さて、何をどのタイミングでどうすれば、おいしいすし飯になるのでしょうか。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「調理の基本」です。基本を知って、おいしい料理を作りましょう!

監修 : 大越 郷子 (管理栄養士)

管理栄養士、フードコーディネーター。服部栄養専門学校卒業後、病院栄養士を経て現在に至る。雑誌や書籍を中心としたダイエット・健康・美容などの栄養指導など幅広く活躍。体によくておいしいレシピに定評がある。

Contents 目次

【問題】
お寿司のご飯=「すし飯」を作るときのポイントで、オススメできないのは次のうちどれ?

□米を炊くときは、少しかために炊く。
□炊けたご飯に、合わせ酢を加えしっかり混ぜてから、あおいで冷ます。
□炊けたご飯を、すぐにあおいで冷ましてから、合わせ酢を加え混ぜる。
□炊けたご飯に、合わせ酢を加え混ぜる時は、しゃもじで、きるように混ぜる。

 

 

 

ご飯を混ぜる画像

 

 

 

答えは………

 

 

 

「炊けたご飯を、すぐにあおいで冷ましてから、合わせ酢を加え混ぜる」です

手巻き寿司やちらし寿司を作るために、「すし飯」を作ったことがある人は多いのではないかと思います。その際、どのようにご飯を混ぜていますか? うちわであおいで冷ましながら混ぜるときの注意点としては、すぐにうちわを使わないこと。まずは炊き上げたご飯が熱いうちに合わせ酢を加え、しゃもじで、ご飯をねらずに切るように、しっかりと混ぜ合わせます。そうしてご飯に合わせ酢がしみこんでから、うちわなどであおいで冷まします。ご飯だけをうちわで先に冷ますのはNGです。熱がとれたご飯に酢を加えても、ご飯に味がしみ込みません。少しのポイントを守るだけで、おいしい「すし飯」ができ上がりますよ。

「大根やにんじんなど固い材料を四角い棒状に切る」切り方を、何と言う?

□角切り
□たんざく切り
□拍子切り
□あられ切り

「拍子切り」です

野菜の切り方は、さまざまあります。切り方が違えば当然、見た目の違いが出てきますが、味の感じ方や、料理の際の味のしみ込み方にも違いが出るなど、切り方ひとつで同じ料理でもかなり違った仕上がりになります。さて、「大根やにんじんなど固い材料を四角い棒状に切る」切り方を「拍子切り」と言います。大根、にんじん、ごぼうやいも類といった固い材料を切ることが多く、繊維が残るので歯ごたえがある切り方になります。炒めものや、肉巻きなど巻く料理の芯などとして使うときに多い切り方です。

手作りで「ホワイトソース」を作るときの基本材料は、次のうちどれ?

□小麦粉+豆乳+オリーブ油
□小麦粉+牛乳+バター
□片栗粉+牛乳+バター
□片栗粉+チーズ+生クリーム

「小麦粉+牛乳+バター」です

寒い時期にはシチューやグラタンを作る機会も増えるかと思います。市販のホワイトルウを使用するのもよいですが、少し手間をかけて、手作りでホワイトソースを作るのもおいしいですよ。基本的には、バターと小麦粉をよく鍋で炒め、少しずつ牛乳を加え、好みの固さに煮つめます。このとき冷たい牛乳を一度に加えるとダマができやすくなり、なめらかなソースになりません。好みで、豆乳や生クリームを使用することもありますが、基本は、まず牛乳で作るのをおすすめします。

トマトの湯むきをするのに、よいやり方は次のうちどれ?

□ぬるま湯で1分ほどつけてからむく
□ぬるま湯に15秒ほどつけてからむく
□沸騰した湯で1分ほどつけてからむく
□沸騰した湯で15秒ほどつけてからむく

「沸騰した湯で15秒ほどつけてからむく」です

トマトやミニトマトの湯むきをしたことはあるでしょうか? 表面の薄い皮をとり除くことで、調理の際の、味のしみこみや、食べたときの口当たりがよくなります。「湯むき」という言葉通り、湯の中に入れて皮をむきますが、よいやり方は沸騰した熱い湯に10~15秒ほどさっとくぐらせ、すぐに冷水(氷水)に放ち、表面の皮をむくこと。あまり長いこと湯の中につけておくと、実もやわらかくなりすぎてしまうので、注意が必要です。

パスタをゆでるときに、湯に塩を加えます。基本の塩の量は、次のうちどれ?

□水1リットルに塩小さじ1(5g)
□水1リットルに塩小さじ2(10g)
□水1リットルに塩大さじ1(15g)
□水1リットルに塩大さじ2(30g)

「水1リットルに塩小さじ1(5g)」です

パスタやマカロニをゆでるときに、塩を加えることを知っている方は多いと思います。基本的な塩の量は、ゆでる水の量に対して、0.5%ほど。こうすることで、ほどよくパスタに塩分の下味がつき、コシのある歯ごたえのある食感になります。上記の中では、水1リットル(1000ml=1000g)に対して塩小さじ1(5g)が正解。したがって、3リットルの水でパスタをゆでる場合、入れる塩の量は15g(大さじ1)程度になります。おおよその値を覚えておくと便利かと思います。

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