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果物を食べるタイミングとしては、B「食後」と、C「おやつ」として食べるのはナイスチョイス! 食前と就寝前のタイミングはバッドチョイスです。さてその理由は……?
【果物を食べるタイミング】
果物の食べるタイミングに科学的な根拠はありませんが、果糖=糖分と考えると、体を動かす朝か昼のほうがよいと言えます。また、食前か食後のどちらがよいかといえば、糖分なので血糖値の急上昇を招かない食後のほうがよいでしょう。また、寝る前というタイミングには、ビーマルワンが関係してきます。ビーマルワンとは生活リズムをコントロールするたんぱく質の一種で、脂肪の分解を抑えて蓄積しやすくなるという作用があります。夜遅めになるとビーマルワンが増えるため、寝る前に果物を食べると、他の時間帯に比べて、含まれる果糖が脂肪になりやすいといえるでしょう。
取材・文/野上郁子 イラスト/たなかのりこ