
体内で最も多く存在しているミネラルである「カルシウム」。そのほとんどが骨や歯などのかたい組織に含まれるのだと聞けば、「カルシウムをとらなくては!」と思いますよね。では、成人女性が1日にとるべき摂取量の目安は? カルシウムが多く含まれるのは牛乳だけ? カルシウムの吸収をジャマする成分が含まれている食材は? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「カルシウム」。カルシウムを効率よくとって、元気な毎日を過ごしましょう!
問題
次の食材の中で、カルシウムをいちばん多く含んでいるのは、どれだと思う?
□ヨーグルト100g
□ひじき(乾燥)10g
□菜の花100g
□納豆50g
答えは………
「菜の花」です
上記の食材でとれるカルシウムの量は、それぞれ「ヨーグルト100g」が120mg、「ひじき(乾燥)10g」が100mg、「菜の花100g」が160mg、「納豆50g」が45mg。カルシウムは、乳製品全般のほか、骨ごといただける小魚や海藻類、豆製品などに多く含まれます。また、吸収率は、あまり高くないものの、青菜類の野菜にはカルシウムが多く含まれています。これから春に向けて出回る菜の花などには多く含まれていますので、ゆでたりして一度にたくさんとると、カルシウムを補うことにつながります。
「カルシウム」は、体内に最も多く存在するミネラルです。体重の約何%を占めていると思う?
□1~2%
□9~10%
□19~20%
□29~30%
「1~2%」です
体内で最も多く存在しているミネラルである「カルシウム」は、体重の1~2%を占めています。このうちの約99%は骨や歯などのかたい組織に存在しています。ですので、じょうぶな骨を作るためには、カルシウムを日々、意識してとり入れることが、とても大事です。
成人女性の1日のカルシウム摂取基準は、次のうちどれ?
□250mg
□450mg
□650mg
□850mg
「650mg」です
「カルシウム」が慢性的に不足すると骨量が減少し、骨折や骨粗鬆症を起こす可能性が高くなります。特に閉経後は、ホルモンの影響で骨量が減少しやすくなりますので、注意が必要です。また、20~30代のうちにカルシウムをしっかりとって、骨量を上げておくことも大切です。カルシウムは成人女性で650mg、成人男性で750mgほどを目安にとるのが推奨されています。
牛乳コップ1杯(200ml)に含まれるカルシウムの量は、成人女性が1日に必要なカルシウム摂取基準の、どのぐらいを占めると思う?
□約1/5
□約1/4
□約1/3
□約1/2
「約1/3」です
コップ1杯(200ml)の牛乳に含まれるカルシウムの量は220mg。成人女性が必要なカルシウムの摂取基準量は1日650mgですから、約1/3量を摂取することができます。カルシウムは、牛乳以外にも小魚や青菜などの野菜にも多く含まれますが、なかでも牛乳・乳製品の吸収率は高く、約50%と言われています。カルシウムが足りていないかなと思ったら、料理に乳製品をとり入れるよう心がけるのも大事です。
カルシウムの体内吸収率は、ほかの成分の影響を受けます。吸収を阻害する成分が入った食材は、次のうちどれ?
□ブルーチーズ
□サバ缶
□梅干し
□ほうれん草
「ほうれん草」です
「カルシウム」の吸収を阻害するものには、ほうれん草などのえぐみにあたる「シュウ酸」や、豆などに含まれる「フィチン酸」、過剰なリン成分や過剰な食物繊維と言われています。シュウ酸は水に溶ける性質のため、下ゆでして使えば、ほうれん草に含まれるカルシウムを有効に生かすことができます。 逆に吸収を促進するものは、牛乳に含まれるたんぱく質や、魚類に多く含まれているビタミンDや酸味の成分のクエン酸などです。