じゃがいも、里いも、さつまいも。いも類が好きな人は多いのではないでしょうか。ところでじゃがいもと言えば、芽に毒があることが知られています。そこで……ある食材と一緒に保存しておくと発芽を遅らせることができます。その食材とは? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「いも類」です!
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問題
一緒に保存すると、じゃがいもの芽が出にくくなる食材は?
□にんにく
□玉ねぎ
□パイナップル
□りんご
答えは…………
「りんご」です
じゃがいもを保存するときに、一緒に「りんご」を置くことで芽が出にくくなります。じゃがいもは、収穫したあと3か月ほどは芽が出ないのですが、そのあと出やすい状態となります。じゃがいもの芽や、皮が緑色になっているところにはソラニンという有害物質が含まれていますので、とり除くことが大事です。
「えびいも」という、いもの仲間は、どこの地域の野菜だと思う?
□北海道
□群馬県
□京都府
□鹿児島県
「京都府」です
「えびいも」は里いもの仲間です。反り返った形と、はっきりとした表面のしま模様がエビのようなので、この名前がついたとされています。京都を中心に作られており、京料理の食材としても使われることが多いため、「京いも」という名前でも知られています。魚の棒だらと炊き合わせた京都の名物料理「いもぼう」に使われている里いもとしても有名です。
数多くあるさつまいもの種類の中で、種子島発祥のさつまいもは、次のうちどれ?
□紅はるか
□金時
□安納芋(あんのういも)
□シルクスイート
「安納芋(あんのういも)」です
最近はさつまいもの種類も多く、それぞれの料理に合ったさつまいもを購入するという方もいるかと思います。なかでも焼きいもなどに合い、蜜がしっかりとあり、ねっとりとした甘さで、そのままでデザートになるような味わいの「安納芋」はとても人気です。これは昭和63年に、種子島内で作られはじめ、平成になってから、「安納紅(あんのうべに)」と「安納こがね」として品種登録されているさつまいもです。
「きぬかつぎ」という、いも料理で使用するいもは、次のうちどれ?
□じゃがいも
□里いも
□山いも
□さつまいも
「里いも」です
「きぬかつぎ」とは里いもを皮つきの状態で、ゆでたり蒸したりしていただく料理です。里いもの上の部分の1/3ほどあたりに、くるりと一周、包丁で切れ目を入れ、そのまま加熱します。すると蒸し上がったとき、里いもの皮を指でつまむと簡単にむくことができるようになります。里いもの皮の部分が、昔の位の高い女性の衣装(衣被ぎ)を思わせる形状からきた名前だと言われています。
「ヤーコン」と言う、いもの仲間の特徴として間違っているものは、次のうちどれ?
□いも類の中でもっとも塩分を含む
□ポリフェノールが多く含まれている
□お茶としても利用される
□オリゴ糖を多く含んでいる
「いも類の中でもっとも塩分を含む」です
「ヤーコン」と言ういもを知っているでしょうか? 見た目は、さつまいもに似ていますが、いも類の特徴であるホクホク感や、ねっとりした食感はありません。シャリッとした食感で、甘みが少ない「なし」のような味わいです。フラクトオリゴ糖を多く含み、そのほか食物繊維、ミネラル、ポリフェノールも含んでいます。なお塩分は、いも類全般ほとんど含まれていません。