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コーヒーフィルター、タブ、ひもから外のフィルムまで100%堆肥にできるドリップコーヒーがロスで話題に!

カリフォルニアはアメリカの中でもSDGsの意識が高い人が集まる場所でもあります。そんなロサンジェルスに住んで22年の滝口さんに、アメリカでのSDGsについてシリーズで紹介してもらいます。 今回はその1回目。100%堆肥にできる素材からできたドリップコーヒーが話題を呼んでいるようで……?!


個包装のドリップコーヒーを提供する「Steeped Coffee(スティープドコーヒー)」。じつはこのドリップコーヒー、フィルター化されたティーバッグならぬコーヒーバックを使ってコーヒーを抽出します。とても環境に配慮した作りになっており、コーヒーバッグはもちろん、先についているタブやひももすべて再生可能な植物ベースの素材を使っているため、100%堆肥化できるのが大きな特徴です。

そればかりか、コーヒーバッグが入った外袋も再生可能で堆肥化できますし、外箱の印刷で使用するインクも、有毒な揮発性有機化合物は使わずに、100%リサイクルできる素材を使う という徹底ぶりです。

箱の中身は堆肥化できる素材からできているため、コーヒーを飲み終わったあとは自分でコンポスターを準備して堆肥にするのもよし、住んでいる市や町が一般廃棄物処理計画を行っている場合は、コンポスターを貸してもらって堆肥化するもよし。通常の個包装のドリップコーヒーは、飲み終えれば外袋はプラスチック、中のフィルターやひもは燃えるゴミとして捨てるしかありませんが、スティープドコーヒーの場合は、飲み終わったあと、丸ごと有効活用できるのが大きな利点だと言えます。

肝心の品質への妥協ももちろんなく、コーヒーバッグだからといって味が劣るということはありません。スティープドコーヒーのオーナー、ジェシュ・ウィルバーさんによると、「もともとこの商品が作られたのは、エコで手軽に、高品質なおいしいコーヒーを飲むというモットーがあったから」とのこと。とは言え、そんなこれまでにないコーヒーを提供するために、さまざまな壁を乗り越えなければならなかったそうです。

まず、コーヒー豆の買いつけは仲介業者をはさまず、コーヒー農園と直接フェアトレード(開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い生産者や労働者の生活改善と自立を目指す公平・公正な貿易)にて行います。製品に使われているコーヒー豆が、どこの国のどの農園のものなのかがわかることは消費者の安心感に、生産地のある場所(山岳地のどのくらいの高度でとれたコーヒーなのか)が具体的にわかることは品質の保持につながります。

ドリップに使用するフィルターも理想的な水分量が抽出されるようにコントロールされており、最大限のフレーバーを引き出します。また、コーヒーバッグが入った外袋は、酸素を取り除いて窒素で封をすることで、何か月も新鮮さを保てるよう工夫されています。

このような品質の高いコーヒーだから、オフィスで使用されたり、客室内で常備するコーヒーとして使用するホテルもあるほどです。ライトローストからオーガニック・フレンチローストまで5種類のフレーバーのうち、なかでも、オーガニック・フレンチローストは、フレンチプレスで抽出したような味わい。まさに「エコで手軽にコーヒー豆本来の鮮度や特徴が楽しめる」と好評だそうです。

【商品情報】スティープドコーヒー
1箱10バッグ入りで19.95ドル(約2350円)

スティープド株式会社(Steeped,Inc.)は、環境への配慮と品質へのこだわりが評価され、Bコープ(アメリカの非営利団体B Labによる国際認証制度で、厳格な評価のもと、環境や社会に配慮した公益性の高い企業に与えられる)認定を受けています。

●ウェブサイト
https://steepedcoffee.com/

取材・文/滝口真理

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ホリコミュニケーション/編集者

ホリコミュニケーション/編集者

ホリコミュニケーションLLC
2007年より海外企画編集会社を設立。ハワイにオフィスを設ける。アメリカ、イタリア、イギリス、スペイン、アジアなど50名ほどのライターを登録、世界の情報を日本の雑誌、ウェブマガジン等へ提供している。www.horicomm.com

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