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【ダイエットチョイス!】MTCオイルについて正しいものはどれでしょう?~EICO式ダイエットのコツ(150)~
Contents 目次
A人工的に作られたもの
グッドチョイス!
MCTオイルは新しく作られたオイルです。自然界にはありません。ココナッツやパームヤシなどから、中鎖脂肪酸だけを抽出して作られます。
B中鎖脂肪酸のこと
グッドチョイス!
中鎖脂肪酸100%の油のことをMCT(Medium Chain Triglyceride)といいます。油は脂肪酸でできていますが、その長さで長鎖、中鎖、短鎖に分類できます。オリーブオイルなど、ふだん食べている油は長鎖脂肪酸の油できているものがほとんどです。中鎖脂肪酸はココナッツやパームヤシのほか、母乳や牛乳にも含まれています。
Cいくらとっても太らない
バッドチョイス
MCTオイルはエネルギーとして効率よく分解され、すべての油の中で一番早くエネルギーになります。ただし、オイルをとっただけではやせません。そのあと運動をすることが大切です。
D運動前にとるとよい
ナイスチョイス!
コーヒーにMCTオイルを入れて飲むのは流行りましたよね。そのあとに運動すると、効率よくエネルギーが消費されます。ダイエットに効果的ということになります。
【MCTオイルのポイント】
MCTオイルは新しく作られたオイルです。運動前にとると、エネルギーとして効率よく分解されるため、ダイエットに効果的とも言われています。また、私はMCTオイルの代わりにギーを使うのもオススメしています。ギーは無塩の発酵バターを煮詰めて、糖分、水分、たんぱく質などをとり除いた高純度の油脂のことで、中鎖脂肪酸を含みます。インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」では、ギーを目の周りに注ぐ施術にも使います。これをMCTオイルのように、コーヒーに入れて、運動前にとるのもよいでしょう。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ