簡単なのに、今まで思いつかなかった！というような、オートミールを使ったさまざまなアレンジレシピが紹介されている『ラクうまで続けたくなる！ オートミール朝ごはんレシピ』（SDP）。著者のひとりである管理栄養士の高杉保美さんは、オートミールの魅力をこんな風に挙げています。

・アレンジがしやすい！
・不足しがちな食物繊維がとれる！
・女性に不足する鉄分が補える！
・忙しい朝でも簡単に食べられる！
・満腹感が得られやすく、腹もちがいい！

もともとお米が好きだという高杉さん。太りにくい主食はないかと探していたところ、オートミールと出会ったそうです。

「オートミールはスーパーで手軽に手に入るので試してみようと思ったのがきっかけです。栄養面としても食物繊維がとれますし、私が好きなオムライスやリゾット系のメニューにとても合うので気に入っています。

今も自分自身の生活の中で、いろいろなとり入れ方をしています。
朝、時間がないときには電子レンジで作れるメニューを。たんぱく質はしっかりとりたいので、さば缶やツナ缶などを常備して、和風、洋風、中華風などいろんなアレンジをして食べています。オートミール自体にお米のような風味があり、どんな味つけにも合うのでとても食べやすいです。

お昼ご飯にがっつり食べたいときは、お好み焼きやピザなどを作ります。今回ご紹介する主食レシピは、お手軽なものからがっつり系まで幅広くそろえました。周囲からもとても好評だったので、ぜひ試してみてくださいね」（高杉先生）

それではさっそく、高杉さん考案のレシピをご紹介していきます！

寝坊した日は市販のスープとオートミールの力を借りて。簡単アレンジ「中華スープ粥」

〈材料〉
オートミール（クイックオーツ）……30ｇ
中華スープ（インスタント）……１食分
湯……袋に表示されている量

〈作り方〉
耐熱容器にオートミール、中華スープを入れ、湯を注ぎ入れて２分ほどふやかし、混ぜ合わせる。
※「中華スープ」の代わりにインスタントの「オニオンスープ」や「コーンスープ」、レトルトの「クラムチャウダー」や「ミネストローネ」に替えれば、同じ作り方でそれぞれおいしいオートミール粥ができ上がります♪

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〈調理器具〉
電子レンジ（600ｗ）、ラップ、包丁（キッチンバサミ）

〈材料〉
オートミール（クイックオーツ）……30ｇ
水……150ml
顆粒だし……小さじ１
さばフレーク……大さじ２
きざみのり、白いりごま、三つ葉（きざむ）……各適量

〈作り方〉
（１）器にオートミール、水、顆粒だしを入れて混ぜ合わせる。
（２）ラップをかけ、電子レンジで２分加熱し、全体を混ぜる。
（３）さばフレーク、きざみのり、白いりごま、三つ葉をのせる。

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〈調理器具〉
電子レンジ（600ｗ）、フライパン、耐熱容器、ラップ、包丁（キッチンバサミ）、フライ返し

〈材料〉
オートミール（クイックオーツ）……30ｇ
水……100ml

［A］
・おからパウダー（小麦粉や片栗粉でも可）……大さじ１
・顆粒だし……小さじ１

キャベツ（粗みじん切り）……80ｇ
卵……１個
サラダ油……適量
豚ロース薄切り肉……50ｇ
ソース、マヨネーズ、かつお節……各適量

〈作り方〉
（１）耐熱容器にオートミール、水、［A］を入れて混ぜ合わせる。
（２）ラップをかけ、電子レンジで２分加熱し、粗熱をとる。
（３）（２）にキャベツ、卵を加えて混ぜ合わせる。
（４）フライパンにサラダ油を中火で熱し、（３）を入れ、豚肉をのせる。片面を２～３分ずつ焼き、火が通ったら器に盛る。
（５）ソース、マヨネーズ、かつお節をかける。

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〈調理器具〉
電子レンジ（600ｗ）、ラップ

〈材料〉
オートミール（クイックオーツ）……30ｇ
トマトジュース（無塩、果汁100％）……150ml

［A］
・コンソメ……小さじ１（1/2個）
・塩……少々

粗びき黒こしょう……適量

〈作り方〉
（１）耐熱容器にオートミール、トマトジュース、［A］を入れて混ぜ合わせる。
（２）ラップをかけ、電子レンジで２分加熱する。
（３）全体を混ぜて、粗びき黒こしょうをふる。

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〈調理器具〉
電子レンジ（600ｗ）、オーブントースター、ラップ、包丁（キッチンバサミ）

〈材料〉
オートミール（クイックオーツ）……30ｇ
牛乳……150ml

［A］
・コンソメ……小さじ１（1/2個）
・塩・こしょう……少々

さけフレーク……大さじ２
ミックスチーズ……40ｇ
小ねぎ（小口切り）……適量

〈作り方〉
（１）耐熱容器にオートミール、牛乳、［A］を入れて混ぜ合わせる。
（２）ラップをかけ、電子レンジで２分加熱する。
（３）さけフレークを加えて混ぜ、ミックスチーズをのせる。
（４）オーブントースターでこげ目がつくまで焼く。
（５）さけフレーク適量（分量外）をのせ、小ねぎをかける。

いかがでしたか。身近な材料でできるオートミールレシピ。今日のご飯から、ぜひ活用してみてくださいね！

［参考書籍］『ラクうまで続けたくなる！　オートミール朝ごはんレシピ』（SDP）