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CATEGORY : ダイエット |考え方

朝フルーツを食べるだけでぽっこりお腹解消! ダイエットを成功させるコツと「フルモニ」のルール

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朝フルーツを食べるだけでぽっこりお腹解消! ダイエットを成功させるコツと「フルモニ」のルール

「やせたい!」「ダイエットしよう」という気持ちはあるのに、なかなかやせられない…。そんなお悩みを持つ人は、ぜひ朝食をフルーツにする「フルモニ」を試してみて。フルーツのデトックス・パワーで、便秘&ぽっこりお腹をすっきり解消! ダイエット成功へと導いてくれます。「フルモニ」の具体的な方法とダイエットでやせるためのコツを、ボディメイク・メソッド「タテ伸びモーション」を提唱するパーソナルトレーナーの日高靖夫先生に教えてもらいました。

監修 : 日高 靖夫

心と体のパーソナルトレーナー。神奈川県葉山で会員数限定のパーソナルトレーニングジムY’S BODY FACTORYを運営。プロアスリートのメンタルトレーニングも行っている。運動生理学、骨格構造学、心理学、脳科学、コーチングを融合した独自のダイエット法やボディメイク術をベースにしたわかりやすい指導に定評があり、無理のない身体づくりは多くの女性の支持を集めている。著書に『タテ伸びモーションでマイナス10歳愛され美ボディメイク』(秀和システム)がある。
Y’S BODY FACTORY:http://ysbodyfactory.com/

Contents 目次

■ダイエットを成功させるには、目的&目標設定を明確に!

体育すわりをする女性

ダイエットが続かない人には、共通する特徴があると日高先生。どんな特徴なのでしょう?

「ダイエットの目的と目標設定が、曖昧な人が多い傾向にありますね。目的とは『なんのためにダイエットするのか』という、ダイエットのゴール地点。目的を設定する際には、ダイエットに成功したあと、自分はどうなりたいか、なにをしたいか、ということまで具体的に考えることが大切です。そのイメージがリアルであればあるほど、目的を達成しやすくなります」(日高先生)

では、もうひとつの目標設定はどのように考えると有効でしょう?

「目標設定のポイントは、ダイエットの期間や、減量後の体重を数値化することです。
例えば、『10月1日までに、体重を2kg落として、50.0kgにする』というように。ダイエットの期間を日にちまで限定すること。そして、目標体重を小数点第1位まで明確することが大事。というのも、50.1kgと50.9kgでは、800gという大きな差があります。また、人のモチベーションは2か月でピークを迎えるといわれるので、2か月後に達成し得る体重を目標に設定すると、モチベーションをキープしやすく、目標をクリアしやすくなります」(日高先生)

「とにかく、やせたい!」と衝動的に始めるダイエットは、ザセツにつながりやすくてリスキーです。ダイエットを始める前に、まずは自分自身と向き合い、目的と目標をしっかり考えることがダイエット成功のカギといえます。

■やせ体質へと導く生活習慣

太らない体をキープするには、生活習慣を工夫することも大切。日高先生がオススメする、やせ体質になる3つの生活習慣をご紹介します。

●体重を測るのは、朝だけ

体重計にのる女性 

「私たちの体重は、1日の中で最低でも2kg変動すると言われています。運動直後に体重を測って減量できたと思っても、そのあと食事をして再度測定したら増えていた、というように。不規則に行う体重測定は、あまり意味がありません。現状の体重を正確に把握するには、常に同じ条件で測定することが重要。そのベストタイミングが、朝起きてトレイに行った直後です。毎朝このタイミングで測定すると体重を管理しやすいんです。体重が増えたとしても、『昨日は夕飯を食べ過ぎたから…』と原因がわかって調整しやすく、太りにくい体を維持できるようになります」(日高先生)

●良質な睡眠でデトックス効果UP!

睡眠中の女性

「太らない体をキープするには、睡眠も大事な要素。成長ホルモンによる新陳代謝が最も活発に行われる時間帯は、美のゴールデンタイムといわれる22時から深夜2時』。この間に眠りにつき、6〜7.5時間の睡眠時間を確保すると、翌朝の排泄がスムーズになり、老廃物をためないデトックス力のある体になれます。また、睡眠をきちんととることでストレス解消になり、暴飲暴食を予防。太らない体作りをサポートします」(日高先生)

●入浴で体を温めて活力を養い、やせやすい体に

入浴中の女性 

「夜寝る前の入浴も、毎日の習慣に。おすすめは38〜42℃のお湯に、心臓より下のみぞおちの辺りまで浸かる半身浴です。内臓を温めることで睡眠中に腸の働きが活発になり、便秘を予防します。夏場は10分以上、冬場は15分以上湯船に浸かるといいですよ。
入浴中は、『今日も1日がんばったね』と自分に声をかけてあげることもポイント。体や心の緊張がほぐれ、自分を大切にしようと思えるようになり、自分の体への関心が高まります。そうして入浴後30〜60分すると、徐々に体温が下がり、心地よい眠りへ。熟睡したあと、朝を迎えると体に活力がみなぎって代謝がUP。やせやすい体になれますよ」(日高先生)

■「フルーツモーニング=フルモニ」でぽっこりお腹を解消!

朝に果物を食べる「フルーツモーニング」、略して「フルモニ」は日高先生が推奨する朝食メニュー。ダイエットに効果的ということですが、具体的にどのような食事法なのでしょう?

「朝食に水分の多い旬のフルーツをお腹いっぱい食べることが、フルモニの食事法です。フルーツには、酵素や食物繊維など便秘解消に有効な栄養素が豊富に含まれ、デトックス効果がバツグン! 朝食べることでお通じがよくなり、便秘によるぽっこりお腹が改善され、下腹部をペタンコにすることができますよ」(日高先生)

梨 

ポイントは、フルーツを“お腹いっぱい食べる”こと。
量の目安は、夏はスイカ3分の1玉、秋は梨2〜3個、冬はリンゴ2〜3個、春はいちご2パック。でも、これだけたくさんの量のフルーツを食べると、気になるのが果糖です。

「たしかに、フルーツをたくさん食べると『かえって太るのでは?』と心配される方がいらっしゃいますが、その点は安心してください。フルーツを食べて果糖を摂取することより、排せつを促すデトックス作用のほうが体へのインパクトが大きいため、太る心配はなく、ダイエットにつながります」(日高先生)

■「フルモニ」でデトックス効果を高める4つのルール

フルーツを食べる女性

フルモニを行うためには、4つのルールがあります。ルールを守ることで、デトックス効果が十分に発揮されるそう。

ルール1:フルーツは常温で食べる
常温で食べることで、内臓の冷えを予防。胃腸の消化・吸収の働きがよくなります。

ルール2:食後のフルーツは絶対にNG
ほかの食材と一緒にとると、消化不良をおこしやすいので注意が必要です。

ルール3:フルーツを食べるときは胃の中を空に
消化のよいフルーツだけを摂取することで、体内の老廃物が排出されやすくなります。

ルール4:どの食材とも一緒に食べない
ルール2と共通しますが、ほかの食材と一緒にとると消化不良をおこしやすいので、フルーツのみを食べましょう。

これら4つのルールを心がけることで、毎朝のお通じがスムーズに。1日をさわやかに過ごすことができます!

■ダイエット&健康の両方を叶える「フルモニ」

「私自身、これまでに27種類ほどのダイエットを試してきましたが、そのなかでダイエットと健康の両方を実現することのできた唯一の方法が『フルモニ』でした。
私が考える健康とは、朝気持ちよく目覚めてお腹いっぱい朝食を食べたあと、お通じがスムーズであること。そして、午前中から仕事や家事をしっかりこなして日中をアクティブに過ごすことができ、夜はぐっすり眠れる、そんなサイクルを作れる体をキープすることです。フルモニを行うと、このサイクルを自然と作ることができ、毎日を健康的に過ごしながら、ダイエットにもつながります。僕自身の経験から、自信をもっておすすめできる方法です!」(日高先生)

さらに、女性らしいしなやかな美ボディを目指すなら、「フルモニ」とともに、すきま時間を利用して体を縦に伸ばしながら鍛える「タテ伸びモーション」を行うと効果的。
「フルモニ」でぽっこりお腹を解消した下腹部からつながるウエストラインに理想的なくびれができ、ボディラインが美しく整えられます。

今日から、さっそく「フルモニ」+「タテ伸びモーション」を試してみてはいかがでしょう!

取材・文/野口美奈子

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