梅雨に入り、まだまだ温かい飲み物が手放せません。在宅ワークが多いこともあり、コーヒーをはじめ、紅茶、緑茶、ハーブティーとさまざまな飲み物を気分に合わせて飲んでいるのですが、個人的になぜか梅雨時期に無性に飲みたくなるお茶があります。それが、和製ハーブティー「黒文字茶」なんです。
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「黒文字(クロモジ)」は日本に自生している樹木で、その幹や枝をお茶にしたのが「黒文字茶」です。黒文字は「烏樟(ウショウ)」という生薬名でも知られ、胃腸のバランスを整えたり、のどの炎症を抑えたりするほか、リラックスや体の温めなどにもよいといわれています。
今回ご紹介するのは島根県の隠岐の島町で作られている「黒文字茶」なのですが、隠岐諸島では、黒文字茶を「福来茶(ふくぎちゃ)」と呼び、昔から飲んできた健康茶なのだそう。
私が愛飲中の「隠岐 島の香り 黒文字茶」は隠岐の山で採取した黒文字を蒸留してエッセンシャルオイルを抽出したあとのチップを原料にしているそう。ティーパックを鍋で煮だして、ティーポットに移し替え、ちょこちょこ飲んでいます。
さわやかななかにもほんのり甘さがある不思議な香り。味にはまったくクセがなく、シンプルで、どちらかというとスッキリした飲み心地。食事中のお茶としてもピッタリです。
じつは冬に購入して飲んでいたのですが、季節が暖かくなるにつれ、飲む頻度が少なくなっていました。でも、梅雨に入ってから再び恋しくなり、愛飲中。そういえば、以前に別の商品の黒文字茶を飲んでいたときも、たしか、梅雨時期だったな~と思い出しました。
緑茶でもなく、紅茶でもなく、コーヒーでもなく、なぜ、梅雨時期に黒文字茶がほしくなるのか? 私は日ごろ、「体がほっするものをとる」ことを大切にしているので(だからダイエットができないという説もあり…汗)、直感的に選択することが多いのですが、あえて理由を考えるとすれば、シンプルな味わいと香り、それによるリラックス効果が、湿気や低気圧で心身ともにだるくなりがちな、いまの自分の体に合っている(ほっしている)のではないかと思います。それがちょうど黒文字茶だったのかなと。
飲みやすいので、夏の水分補給にもよさそう。暑くなってきたら、アイスでも楽しみたいと思います! 黒文字茶、まだまだ大活躍の予感です♪
(編集 kico)
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