外食時のランチ。ダイエット中は、低カロリーや低糖質ということで選びがちですが、栄養素の組み合わせという視点からみると、選ぶメニューがぐっと広がります。揚げものやどんぶりものだってOK! 健康面や美肌づくりにもたくさんのメリットがあります。おすすめの7つの食べ合わせをご紹介しましょう。
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おすすめ1 血中コレステロール値からのダイエット! いかの唐揚げ+カレースープ
いかは高たんぱく低脂質でダイエット向きの食材。さらに、豊富に含まれるタウリンもダイエットに役立ちます。タウリンは栄養ドリンクなどにも配合され、肝機能アップや疲労回復に役立つ成分としておなじみですが、血中コレステロール値を下げる働きもあるのです。ぽっちゃり体型の人は血中コレステロール値も高くなりがちなので、生活習慣病予防のためにもしっかりとっておきたいもの。
このとき、タウリンの吸収率を高めるウコン(成分:クルクミン)を一緒にとると、さらに効果的です。ウコンはカレー粉に含まれるので、カレー味のスープなどと組み合わせるのがよいでしょう。
おすすめ2 糖質を燃やす! 豚丼+オニオンスライス
どんぶりものを食べたい。そんなときは牛丼ではなく、豚丼を選ぶのが正解です。なぜなら、豚肉には糖質の代謝に欠かせないビタミンB1が、牛肉の10倍以上も含まれているからです。さらに、その吸収率を高めるアリシンをたっぷり含むオニオンスライスを小皿で添えれば、パワーは倍増! ごはんの糖質を効率よく燃やしてくれます。ビタミンB1×アリシンの組み合わせは、疲労回復にも効果的なので、体がだるい、パワーをつけたいというときにも、ぜひ!
おすすめ3 亜鉛で効率よく筋肉をつくる! 牛ももステーキ+そら豆
やせやすい体になるには筋肉をつけることも大事。だから、ときには、ステーキランチというのもいいもの。そのときのポイントは、牛肉の中でも、たんぱく質が豊富で、脂肪の代謝を促すL-カルニチンを豊富に含む「もも肉」を選ぶこと。さらに、つけ合わせとして、体内のたんぱく質合成に必要な酵素の材料となる「亜鉛」を豊富に含む食材を組み合わせましょう。
「亜鉛」は野菜の中では豆類に多く含まれますが、この時期なら、旬のそら豆をチョイス! そら豆は若返りの野菜と言われるほど、肌によいビタミンB群や鉄などのミネラルが豊富。美や健康のメリットがいっぱいなのです。
たった一品で栄養バランスがとれるランチメニューは?