子どもころは苦手だったけれど、大人になって食べられるようになった食べものって、ありませんか? 私は梅干しがそのひとつ。いまでもパクパク丸ごと食べるまでではありませんが、あんなに敬遠していた梅干しだったのに…少しずつそのおいしさに目覚めた今日この頃。その理由はというと―?
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疲労回復や消化促進など、さまざまな健康効果がいわれている梅干し。でも、私は子どものころから梅干しが苦手で、見るのも嫌なくらいでした(笑)。
そもそも、なぜこんなに梅干しを毛嫌いしていたかは自分でも謎なのですが、いろいろ記憶をさかのぼっていくと、やたら酸っぱいというイメージと梅干しのシワシワな風貌(?)が子ども心に衝撃だったようです。まさに食べず嫌いの典型ですね(当時は子どもなので、お許しを…)。
ところが、大人になって気がつけば徐々にその先入観が薄らいできて、今年はとうとう実家からわけてもらった梅干しを冷蔵庫に常備するほどになったのです。
きかっけは、母が自家製の梅干しを作るようになってから。帰省してまた東京へ帰るときにおにぎりを持たせてくれるのですが、その具材として梅干しが入っていることが何度かあり(苦手なのは知っているはず…)、渋々食べてみたら、「ご飯と一緒なら意外に食べられるかも」と思ったのが最初の一歩。以来、おにぎりに入っているときだけ、まあまあ食べられるようになりました。
そして、先日、帰省したときに実家の梅干しをもらうことに。まだ昨年漬けたのが少し残っているからというので、今年はもっと食べるのにチャレンジしてみようと思い、20個ほどわけてもらいました。(塩分濃度など状態にもよるようですが、梅干しは長期間もつようです)
梅干しはシンプルに塩のみで漬けたもの。このほどよいしょっぱさがあとを引くんですね。いろいろな漬け方があると思いますが、私にとってはこの塩だけの自家製梅干しが大ヒット。まだ、積極的に丸ごと食べるという感じではないものの、種をとってつぶした状態でちょっとご飯にのせたり、さっぱりしたおかずを食べたいときの味つけのアクセントにしたりと、ちょっとずつとり入れるのがお気に入り。ちなみに、冷たいご飯にも合うので、おにぎりは最高ですね!
それにしても苦手だった食材を少しずつでも食べられるようになるというのは、大人になってもうれしいもの。今年は、梅干しの疲労回復パワーにあやかり、夏を乗り越えたいと思います!
(編集 kico)
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