お米を炊くときには、お米用のカップを使っているのではないかと思います。あのカップをなくしてしまった!というときには、お米1カップ(1合)が何グラムかを知っておくと便利ですよね。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「調理の基本」。肉じゃがに向いているじゃがいもの品種は?手開きに向いている魚は?など、調理に役立つ豆知識をクイズでゲットしていきましょう!
Contents 目次
問題1 お米1合の重量は、何gだと思う?
□100g
□120g
□150g
□180g
「150g」です
お米を計るときは、炊飯器に付属している軽量カップで計ることが多いでしょう。「1合=180ml」と、体積で表すことが多いお米を、グラムで換算すると何グラムになるでしょうか。正解は「1合=150g」です。計量カップがないときには重量を計ってもよいと思います。水の量はお米の重量の約1.2~1.3倍が目安です。
問題2 食材を「から煎り」する目的として、間違っているものは、次のうちどれ?
□風味が増す
□歯ごたえがよくなる
□栄養が増す
□水分をとばす
から煎りで「栄養が増す」ことはありません
ゴマやナッツ類などを、フライパンや鍋で、水や油を加えずに煎ることを、「から煎り」と言います。「から煎り」をすると、余分な水分が抜けて、食感がよくなったり、調味料の味が入りやすくなったり、風味が増したりするなどの効果があります。少しの手間ではありますが、これをすることで、調理のでき上がりがワンランクアップしますよ。
問題3 魚介の下ごしらえで、「手開き」に向いているものは、次のうちどれ?
□あじ
□いわし
□さんま
□イカ
「いわし」です
魚をおろすという作業は、なかなか難しく、ハードルが高いと思われがちですが、基本の手開きや二枚おろし、三枚おろしなどを覚えておくと、自宅での料理の幅も広がります。魚の頭を切り落とし、内臓をとり除き、身1枚と骨がついた状態の身1枚の状態にするのが「二枚おろし」。さらに骨を除いて、骨と身2枚の状態にするのが「三枚おろし」で、あじをはじめ、さばやたいなどにも応用できます。いわしは身がやわらかいので、骨と身の間に指を入れて開く、「手開き」に向いています。
問題4 次の調味料のうち、発酵しているものは、どれだと思う?
□ソース
□ケチャップ
□マヨネーズ
□穀物酢
「穀物酢」です
上記の中で、発酵して作るものは、「穀物酢」です。穀物酢だけでなく、酢全般が発酵食品です。酢の原料は、いろいろとありますが、穀物酢と言われるものは、小麦などの穀類、米酢は、米が原料。リンゴ酢などはリンゴ果汁などです。これらの糖質を含む食材の原料をアルコール発酵させたあと、酢酸発酵させて液体の調味料になります。
問題5 じゃがいもの種類の中で、煮くずれしにくく「肉じゃが」などに適しているものは、次のうちどれ?
□キタアカリ
□メークイン
□男爵
□インカのめざめ
「メークイン」です
じゃがいもは、「大地のりんご」と言われるほど、カリウムなどのミネラル分が豊富で、いろいろな品種があります。じゃがいもの代表品種である「男爵」は、ホクホクとした食感で、コロッケやポテトサラダなど、マッシュしてじゃがいもの味わいをそのまま味わえるような料理に向いた品種です。「メークイン」は、煮くずれしにくいのが特徴で、煮ものなどに向いています。「キタアカリ」は男爵から交配された品種で、男爵より黄色いです。「インカのめざめ」は、小ぶりで黄色みが強く、キメが細かく舌ざわりのよい食感が特徴の品種です。