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まだアイスが食べたい!大人な味わい「酒粕レーズンアイス」レシピ
こんにちは!
発酵食品ソムリエ・スーパーフードエキスパートの高木沙織です。
今回ご紹介するのは、ひんやりスイーツが好きな人におすすめの“アイス”のレシピ。
それも、ただのアイスではなく、発酵食品の酒粕を使ったちょっぴり大人な味わいの「レーズンアイス」です。
酒粕は、日本酒の醸造工程で醪(もろみ)をしぼったあとに残る固形成分。日本酒と同様に、ビタミンが豊富で、20種類以上のアミノ酸が含まれるほか、肌の新陳代謝を促進したり、うるおいを保つ効果が期待されていたりと、健康面だけでなく美容面でもうれしい働きをしてくれる食品です。
また、香りが高く、味わいが深いところも酒粕の魅力で、さまざまな料理だけでなく、スイーツの材料として使用してもコクがでて相性抜群!
それでは早速、「酒粕レーズンアイス」作りをしていきたいと思います。
<材料 2人分>
・レーズン 20g
・酒粕 40g
・牛乳 200ml
・砂糖(ラカントSなどでも代用可) 50g
・卵黄 2個
・バニラエッセンス 数滴
・生クリーム 100ml
<作り方>
1. レーズンは、あらかじめお湯でふやかしておきます(お湯は分量外、大さじ2)。
2. 鍋に酒粕と牛乳、砂糖1/3を入れて火にかけます。温度は、60度以下を保って温めながら、ダマがなくなるまで混ぜ合わせます。酒粕(板粕・バラ粕)は、溶けやすいように、細かくちぎっておくと◎。
3. ボウルに、卵黄と残りの砂糖を入れて混ぜます。そこに、2を少しずつ加えていき、さらによく混ぜます。
4. 鍋に3を入れて中火にかけ、ここでも60度を目安に温めます。生地がトロトロとしてきたら容器に移し、氷水に浸して冷やします。
ここで、バニラエッセンスを2~3滴加えます。
食べるときの口当たりをよくしたい人は、容器に移す前に裏ごししておくのがポイント。
5. ボウルに生クリームを入れ、軽くとろみがつくまで泡立てたら、粗熱がとれた4を加えて、よく混ぜます。
6. 5を容器に流し入れたら、レーズンを散らして冷凍庫へ。1時間おきにざっくりと混ぜながら、冷やし固めます。
3~4時間ほどで、しっかりと固まってきます。
これで、酒粕のレーズンアイスの完成!
市販のレーズンアイスには、ラム酒に漬けたレーズンが使われていることが多く、洋酒の香りがフワッと感じられますよね。ですが、このレーズンアイスには、酒粕をわずかに使う程度なので、まろやかさのなかにほんのりと、大人な味わいが感じられるやさしい風味に仕上がります。
季節はもうすぐ秋ですが、「まだアイスを堪能したい!」という人も多いはず。そんなアイス好きのみなさん、ぜひお試しあれ。
*写真は本人によるもの
【所有資格】
発酵食品ソムリエ/ジュニアスーパーフードマイスター/スーパーフードマイスター/スポーツスーパーフードマイスター/雑穀スーパーフードマイスター/トップスーパーフードマイスター/スーパーフードエキスパート/産前産後ヨガインストラクター/筋膜リリースヨガインストラクター/Core Power Yoga CPY/リフレッシュドライヘッドスパ/アロマ空間デザイン