Contents 目次
Aお笑いの動画などでとりあえず笑う
ナイスチョイス!
笑うことで、やる気を出し幸福感を得られるホルモン「ドーパミン」が出て、空腹を感じにくくなります。またストレス発散にもなるため、ドカ食いを防ぐ効果もあります。かわいい動物など癒し系の動画鑑賞も◯。優しく、温かい気持ちになるような動画を見ると、副交感神経優位となり、リラックスでき、食欲が落ち着きます。
B大食い選手権など、たくさん食べている人の映像を見る
バッドチョイス
これはダイエッターが最もやってはいけない行動です。人間は本能として、食べている映像を見ると、食後であろうと、お腹が空くようにできています。ご飯をたくさん食べたあとでも、ケーキを見て食べたくなれば「別腹」ができるように、脳が消化を急がせて食べものが入るスペースを作ってしまうのです。もうひとつ怖いのは、大食い映像で見る「食事量」を普通と思うようになってしまうこと。それが基準となって「あの人に比べたら少ない」と、自然と食べる量が増えていくケースが多いのです。大食いの人は消化が早い体を持ち、やせています。その人と同じように食べたら、当然太るということを忘れないように!
Cキレッキレのダンス動画を見てノリノリになる
ナイスチョイス!
とてもよい行動です。ダンス動画に刺激を受けて「ちょっと運動やダンスをやってみようかな」と思ったとき、誰かの目線のあるなかで行うより、自宅で自由に体を動かすほうがハードルが低いですね。一緒に踊らなくても、「この人みたいになりたい」と前向きな気持ちになるだけでも効果があります。
D好きな人や好きなタレントのことを考える
ナイスチョイス!
恋愛でドキドキすると、フェニルエチルアミン(PEA)というホルモンが出て、自然と食欲を減退させてくれます。いわゆる、「好きな人のことを思うと食欲がわかない」という状態に。ただし、このホルモンは、片思い、または恋愛初期にしか分泌されないため、リアルな人ではなく、アイドルなどがオススメです。対象は男性でも女性でもOKで、YouTubeなどを見ているだけでも効果があります。
また、やる気ホルモンと言われるドーパミンは、何か夢中になっているときに分泌され、空腹を感じにくくなります。趣味などに夢中になるのも◯です。
取材・文/野上郁子 イラスト/たなかのりこ