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ロースベーコン3枚、さば100g、ヨーグルト200g、油揚げ2枚。「さけ」1切と同じくらいのカロリーを含む食べものは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
「秋鮭」とも呼ばれる「さけ」は、日常の食卓になじみのある食材であることはもちろん、お弁当のおかずとしても、おにぎりの具としても大活躍。魚が苦手でも「さけ」は好き、という人もいますよね。では、その「さけ」のカロリーは? 「さけ」と「サーモン」って違うもの? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは秋の魚「さけ」です。
Contents 目次
問題1 大きめの「さけ」1切れ(100g)と同じくらいのカロリーを含む食材は次のうちどれ?
□ロースベーコン3枚(60g)
□さば100g
□ヨーグルト200g
□油揚げ2枚(60g)
「ロースベーコン3枚」です
「さけ」は100g当たり約124kcalです。カロリーだけで見ると、魚類のなかで中間あたりの数値になります。同じ秋の魚の「さば」は脂質分を多く含んでおり、100g=211kcalほどあります。ヨーグルトは200g=112kcal。ロースベーコンは3枚(約60g)で121kcalなので、「さけ」100gのカロリーとおおよそ同じです。カロリーを意識して食事をする場合の参考にしてみてください。
問題2 「さけ」に含まれていないビタミンは、次のうちどれ?
□ビタミンA
□ビタミンD
□ビタミンK
□ビタミンB6
「ビタミンK」です
「さけ」はビタミン類が豊富な魚です。成長促進や消化を促す効果があるビタミンB群が全般的に多く含まれていますし、カルシウムの吸収を促すビタミンDが豊富に含まれているのも特徴的。よって、骨の健康を考える上でもおすすめの食材です。ただし、同じく骨に関係しているビタミンKは、ほとんど含まれていません。ビタミンKは緑黄色野菜や海藻類に含まれている成分ですので、献立の中に「さけ」と一緒にとり入れると、まんべんなくビタミン類が摂取することができます。
問題3「さけ」と「サーモン」の違いで正しいものは、次のうちどれ?
□身の色の違い
□脂分の多さの違い
□大きさの違い
□生食できるかどうかの違い
「生食できるかどうかの違い」です
お店の魚コーナーで、「さけ」として売られているものと「サーモン」として売られているものを見かけることがあるかと思います。「さけ」は英語ではすべて「サーモン」ですが、日本の売り場では使い分けられます。「さけ」は加熱をして食べるもので、「サーモン」は生で食べられるものなのです。この違いはエサの違いから来ています。「さけ」がエサとして食べる水中生物は、アニサキスという寄生虫を食べていることがあります。このアニサキスが食中毒の原因となる恐れがあるため、加熱調理がおすすめです。一方「サーモン」は養殖が多いため、エサが食中毒の原因となる心配がないのです。
問題4 手作りの「イクラ」を作るとき、「すじこ」の下処理としておすすめなのは、次のうちどれだと思う?
□酒に1時間ほど浸しておく
□氷水に1時間ほど浸しておく
□40℃ぐらいの湯の中で身をほぐす
□氷水の中で身をほぐす
「40℃ぐらいの湯の中で身をほぐす」です
この時期、店頭で見かけることの多い「すじこ」。これを購入して、手作りの「イクラのしょうゆ漬け」などを作ったことはありますか? 少し手間はかかりますが、手作りイクラは、とてもおいしく、ご飯がすすみます。最初に塩水につけてから、という方法もありますが、湯に塩を加えた温塩水にすじこを入れてほぐし、粒をとり除くという方法も一般的です。大きい網目のザルを使用してもいいです。冷たい水だとすじこの膜がうまくとれないので、40℃ぐらいの湯を目安にするとよいでしょう。
問題5 「時鮭」と言われる「さけ」の旬は、いつ?
□1~3月
□5~7月
□9~11月
□12~2月
「5~7月」です
「時鮭」(トキシラズ)という、「さけ」をご存知でしょうか。「時不知」などと書くこともありますが、これは言葉通り、通常の「さけ」とは、旬の時期が異なります。「さけ」は、まさに今の時期、9~11月頃が旬の秋の魚ですが、「トキシラズ」は、春から初夏(5~7月)にかけてが、旬になります。同じ「さけ」ではありますが、成長途中の若い身を楽しむ「時鮭」は、身肉に脂分が多く、とても美味で貴重な味わいなので、高級魚とされています。